高市と小泉進次郎の父親の純一郎との間では過去にこんな経緯があった。
純一郎が自民党総裁になって首相に就任する直前の話である。まだ、森喜朗が首相で純一郎は清和会の会長だった。
奈良1区から出ている高市に、その地区の公認候補は経世会(当時は会長が橋下龍太郎)の新人で、高市は比例にまわされるという噂が入ってくる。
純一郎に確かめると、そんなことがあるわけない、と否定する。それで高市は選挙事務所の建設を始め、ポスターやビラも発注した。
ところが、それから2日後、派閥事務所に呼ばれて行くと、会長室に純一郎ではなく森がいて、「悪い、今回だけは泣いてくれ。比例にまわってほしい」と言われたのだった。
その時は泣いた高市が今度は笑い、進次郎が泣くことになったわけである。
※ 文中敬称略
この記事の著者・佐高信さんのメルマガ
image by: 高市早苗 - Home | Facebook
ページ: 1 2









