わずか150万円で「人型ロボット」が可能に?早くも“価格破壊”の中国「速度と構造転換」の現在地

 

エンドtoエンド

X7シリーズの内部制御には、NVIDIA Jetson AGX Orin 32GBが採用可能。

AI演算と動作制御を統合した独自システム「XBrain 1.0」により、クラウド連携やエンドtoエンド制御も実現している。

DAXAによれば、このXBrainは人間の神経伝達構造を模した「類脳型知能」であり、将来的には自律的な環境理解や協働動作を可能にするという。

人間的動作を実現

デザイン面では、白を基調としたスリムな筐体に丸みのある関節構造を採用。

関節部には高負荷対応の7軸アクチュエータを備え、滑らかな人間的動作を追求している。

公式ビジュアルでは、ロボットがスーパーマーケットで商品を補充したり、図書館で本を運んだりといったシーンが描かれ、「(習近平国家主席が提唱する)次世代生産力はX7から始まる」と謳う。

設立は5ヶ月前

興味深いのは、DAXAが2025年5月設立と非常に新しい点だ。

創業メンバーは京東(JD.com)、テンセント、達闥科技(CloudMinds)など出身者を中心に、清華大学、北京大学、上海交通大学、MITなど国内外の研究者が参加している。

設立からわずか2ヶ月あまりで、X7の初期モデルと「XBrain 1.0」エンドtoエンド商用モデルを完成させ、第1回世界人形ロボット競技大会で好成績を収めたとされる。

技術開発スピードは驚異的だが、同社は既存のモジュールやプラットフォームを巧みに組み合わせ、AI制御部分に集中する“ソフトウェア主導型”の開発手法を取っていると見られる。

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