戦略提携、100台を供給
さらに9月下旬には、姫械机科技集団(Maschine Robot Tech Group)との戦略提携を発表。
DAXAは同社に100台以上の人型ロボットを供給し、介護・医療・緊急対応分野で具身知能システム「BIROS」を搭載した見守り・安全監視用途の実証展開を進めるという。
ここでは、Maschine Robot Techが開発するAIシステムと、DAXAの実機が統合され、「脳(AI)+体(ロボット)」の具現化を目指す。
家庭・教育現場への普及
こうした動きは、中国の人型ロボット市場が実証段階から「商用応用」のフェーズへ入りつつあることを象徴している。
特に6万元台という価格設定は、教育機関・研究室・地方産業施設などが実機を導入しやすくする突破口となる可能性が高い。
従来は数百万元クラスだったヒューマノイドが、ついに“家庭・教育現場”レベルに降りてくる。
象徴的な転換点か?
「頑丈な体と器用な手足」を掲げるDAXAは、短期間で中国の新興人型ロボット企業群の中でも特異な存在となった。
X7が本当にそのスペックと価格を両立できるのか、また量産化や保守体制を含めた信頼性がどこまで確保されるかは未知数だが、「AI+具身化」が加速する中国において、同社の試みは一つの象徴的な転換点となりつつある。
出典: https://mp.weixin.qq.com/s/cTfyu1nyHrposTiIT5DsxA
※CHINA CASEは株式会社NMSの商標です。
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