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「はしゃぎすぎ」「日本人として恥ずかしい」高市&トランプ日米首脳会談の成果に無理矢理ケチをつける人たち

27日から来日していた米国トランプ大統領と初の「日米首脳会談」をおこなった、日本の高市早苗首相。各社の報道からは「大成功」に見えた今回のトランプ来日ですが、一方で批判の声をあげた人も少なくなかったといいます。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では、そうした「アンチの声」をあげている一部の人たちについて、それぞれの主張を取り上げながら「批判のための批判でしかない」と切り捨てています。

日米首脳会談の成果に対し無理してケチをつける人たち

【高市自民】ネットに荒れる「はしゃぎ過ぎ」「総理が米空母の上で」高市首相が米軍基地で飛びはね騒ぐ姿が物議「恥ずかしい」「アイドルに会えた女子高生」 対トランプ、TPO察した行動の指摘も

10月28日、高市首相は訪日したトランプ大統領と日米首脳会談を行いました。安倍首相を引き合いに出しながら両首脳は絆を深め合い、大きな波乱もなく、トランプ大統領からは「日本を助けるために私ができることがあれば何でもする」との言葉まで引き出したことで、多くの外交専門家は「大成功」と絶賛しました。

トランプ大統領「日本を助けるために私ができることがあれば何でもする」…日米首脳会談冒頭発言の要旨

その後の署名式、ワーキングランチと和やかな雰囲気で進み、さらには米海軍横須賀基地に二人揃って訪れました。米兵たちに対してトランプ大統領は「彼女こそ勝者だ」「日本で初めての女性首相だ」と紹介、高市首相は米兵たちから喝采を受けました。

初めて会うトランプとの関係構築は非常にうまくいったと言っていいでしょうし、多くの国民もそう思ったはずです。

ところが、何にでも文句を言わなくては気がすまないアンチがいます。横須賀基地で米兵から喝采を受けた時に、腕を突き上げて飛び跳ねるような仕草をしたことについて、「はしゃぎすぎ」「日本人として恥ずかしい」といった声が上がったのです。

共産党の志位議長はXに投稿し、「米原子力空母で米兵を前に大軍拡を誓約し、飛び跳ねてはしゃぐ。ガザへのジェノサイドで血塗られたネタニヤフを軍事支援で支えてきた人物をノーベル平和賞に推薦する。正視に堪えない卑屈な媚態だ」などと切り捨てました。

● 共産党・志位議長が高市外交をバッサリ「卑屈な媚態」 田村委員長も「高揚感に酔いしれてる場合か」と批判

同党の田村委員長も「高揚感に酔いしれてる場合か」と批判したそうです。

とはいえ、批判しているのは、常に高市氏について否定的なことを述べている人ばかりです。批判するところがないので、ちょっとした振る舞いにケチをつけているだけにしか見えません。今回の振る舞いがなかったとしても、重箱の隅をつついて別の批判をしていたことでしょう。

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だいたい、相手はトランプ大統領です。ASEANの関連会合でマレーシアに到着したときには、歓迎の踊りに合わせてトランプ大統領自身が笑顔で踊ってみせていましたし、ノリの良さを見せることも関係性を深めるためには重要なことであるはずです。

相手の性格や特徴にあわせてもてなすというのは接遇の基本ですし、日本人はそれができない、やってはいけないということならば、「多文化共生」など絶対に無理です。

X上の批判には、「上目遣いで媚を売った」という批判もありましたが、身長162センチの高市首相が190センチのトランプ大統領と並んだら、見上げて上目遣いになるのは当然であり、批判のための批判でしかありません。

一方、トランプ大統領をノーベル平和賞に推薦するというのは、悪くないアイデアです。推薦したところで平和賞がもらえるとは限りませんが、少なくとも相手を喜ばせることができます。しかも安上がりです。

加えて、トランプ氏をノーベル平和賞に推薦すると言ったのは、高市首相が初めてではなく、タイとカンボジアの国境紛争をトランプが停止させたことで、カンボジア首相も同様に推薦すると述べていましたし、ウクライナのゼレンスキー大統領も、ロシア・ウクライナ戦争を停止できれば、トランプ氏を平和賞に推薦すると述べています。

● 8年ぶりASEAN参加のトランプ氏、笑顔でダンス 和平の功績強調

24日に高市首相が衆院本会議で所信表明演説をした際、激しいヤジが飛びましたが、ヤジを行った立憲民主党の議員が特定され、多くの批判が起こりました。立憲の野田代表はヤジを注意しましたが、一方で、小西洋之議員は「ヤジは非常に重要な国会議員の議会活動です」と擁護するなど、野党内でも高市首相への戦いに足並みが揃わない状況のようです。

朝刊件名野田代表の“ヤジ”注意に立憲・元議員が噛みつくも…ネットで“ツッコミ殺到“のワケ

結局、高市首相の支持率が高く、内政も外交も素早く、うまく展開しているため、アンチはつまらないところを批判するしかなくなっている状況だといえるでしょう。それだけ高市政権は隙がなく、非常に優れた仕事をしている、またその国民の期待が高いことの証左なのだと思います。

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