「霊界探訪記」の番組がBPO審議入り。信じない自由を奪うことにもなりかねない
驚くべきニュースがありました。
全国8つの放送局で放送された「幸福の科学」が製作した「霊界探訪記」の番組がBPO審議入りとなったというのです。
番組では、教祖による講話などが紹介されており、BPOは「番組と広告の区別が困難と感じる部分がある」としています。
この報道を聞いて、旧統一教会の問題から何も学んでいないと感じました。
宗教団体は、はっきりと宗教団体名と布教の目的を告げて行わなければなりません。なぜなら、宗教教義というものは、その人の人生に大きな影響を与えてしまうものだからです。
旧統一教会の行った最大の問題は、教団名を告げないなど、布教活動の目的を隠して行動したことです。
今回の番組でも、布教の目的をもって流された広告・宣伝であることを告げておらず、ステルス的行為といわれても仕方ないものです。
ヤフーコメントにはしませんでしたが、もう一つの観点として、信教の自由には「信じない自由」があります。広告・宣伝かわからないような形での番組放送は、知らないうちに視聴者の心に教義がインプットされている可能性があり、「信じない自由を奪う」ことにもなりかねません。
宗教団体が番組を流す行為自体は、信教の自由の観点から問題ありませんが、広告・宣伝であることをしっかりと告げる必要があります。
視聴者にどのような影響を与えるのかを考えず、その辺りを曖昧なままで放送してしまった事態を重く受け止める必要があります。(メルマガ『詐欺・悪質商法ジャーナリスト・多田文明が見てきた、口外禁止の「騙し、騙されの世界」』2026年7月14日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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