【1-4.「あり得る」と言った米国】
トランプ大統領は10日、米国がサウジアラビアの作戦に加わる可能性を記者団に問われ、「あり得る、検討して決める、我々は素早く動く」と答えました。12日にはフーシ派について「受け入れられない」と述べ、ムハンマド皇太子と話したことを明かし、13日には、フーシ派は「おそらくイランの指示で」再び現れたとSNSに書いています。
ただ、15日の時点で、米国がフーシ派への攻撃を決めたという報道は見当たりません。米NBCは、米軍の指導部の中でも意見が分かれていると伝えています。
振り返れば、ムハンマド皇太子は9月10日、トランプ大統領に電話でフーシ派への直接の空爆を求め、断られていました。米ニューヨーク・タイムズ紙によれば、9月20日にも、皇太子の電話を受けてトランプ大統領がいったん攻撃の準備を命じ、同じ日のうちに撤回しています。
フーシ派の側も、政治局員のブハイティ氏が12日、米国が参戦すれば「米国と地域のすべての権益を標的とする」と警告しました。
米国にとって、11月3日の中間選挙を前に、新たな戦線に兵を送ることは、選挙の争点そのものを変えかねない賭けです。
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