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「アメリカ全土の状況」の縮図となる3度目の女性候補対決

2.アイオワ州1区:マリアネット・ミラーミークス(共和、現職) vs クリスティーナ・ボハナン候補(民主、新人)

ダベンポートとアイオワシティを抱える州南東部の選挙区で、女性のミラーミークス議員は2020年に「6票差」で初当選した因縁の選挙区です。今回は2022年、2024年に続き、アイオワ大学法学教授のクリスティーナ・ボハナン氏との3度目の女性候補対決となりました。

恐らく、この「アイオワ1区」は全国の状況の縮図といってもいいでしょう。前回の2024年はマリアネット・ミラーミークス議員がわずか799票差で逃げ切り、これは全米の共和党現職で最も僅差の勝利でした。

その現職のミラーミークス氏は眼科医で陸軍出身、州保健局長を経て2020年に初当選しました。トランプ大統領やジョンソン下院議長の支持を受け、6月2日の共和党予備選では、前回も挑んできた保守強硬派のデービッド・ポーチ氏を71.5%対28.4%で退けました。前回の予備選では苦戦していただけに、党内基盤の立て直しに成功した形です。

さて、民主党のクリスティーナ・ボハナン氏はアイオワ大学の法学教授で元州下院議員です。3度目の挑戦となる今回は民主党下院選挙委員会(DCCC)の重点支援候補に選ばれ、予備選も81.5%で圧勝しました。最大の争点は生活費と医療です。ボハナン氏は、ミラーミークス氏がトランプ関税を議会で止めることを阻む採決に賛成し、メディケイド削減を含む大型減税法を支持したと批判しています。

地区内では病院が医療費高騰やメディケイド制度変更を理由に出産部門を閉鎖する事態も起きています。ミラーミークス氏は「本当に必要な人のために制度を守り、不正を取り締まっている」と反論し、トランプ政権が発表した地区内の大型製鉄所計画を実績として訴えています。

共和党はボハナン氏を「急進的な進歩派」と呼び、民主社会主義者と結びつける戦術をとっています。10月9日には共和党のジョンソン下院議長がダベンポートで応援集会を開きました。両候補の討論会は10月20日に予定されており、投票直前のヤマ場と見られています。

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