探偵のスキルは浮気調査だけ?強みを分解して新規事業を生み出す方法

 

こういったことを考えているうちに、一つ気づいたことがあります。

同じ仕事に長く従事していると、自分たちが使っている「職業の言葉」を説明しなくなっていくんですよね。

自分の中では当たり前だからです。

でも、社会一般では前提になっていない言葉を、相手も知っている前提で話してしまう。

経営者視点で考えると、これは結構な機会損失だと思います。

本当はそのサービスを必要としている人が目の前にいるのに、「自分に関係のあるサービスだと分からなかった」という理由だけで、通り過ぎてしまう可能性がある。

そこで今回、僕は「イメージカード」というものを作りました。

自分の主力サービスをできるだけ噛み砕き、「こういう時に、こういうことができます」と一目でイメージしてもらうための、名刺と一緒に渡せるカードです。

このカードを作る過程で、「自分にとって当たり前の言葉と、一般社会でイメージされるものには、こんなにズレがあるんだ」ということに気づきました。

これは探偵に限らず、中小企業の経営者にはかなりおすすめの作業だと思います。

自分の商品やサービスを一度、専門用語を知らない人に向けて説明し直してみる。

それだけで、今まで気づかなかった「分かりにくさ」が結構見えてくるはずです。

そして、もう一つ。

僕は今、「探偵のスキル」を浮気調査以外の分野にも、アイデアや実績とともに押し出そうとしています。

尾行ができる。

張り込みができる。

聞き込みができる。

人物の関係性を調べられる。

現地へ行って、表からは見えない事実を確認できる。

これらを「探偵だから浮気調査に使う」と考えるのではなく、一度バラバラのスキルとして考えてみる。

すると、「この能力って、別の問題を解決するためにも使えるんじゃないか?」という発想が生まれてきます。

自分たちのサービスを分かりやすくすること。

そして、自分たちの持っているスキルを一度分解してみること。

この二つをやってみると、既存サービスの機会損失を減らすだけではなく、全く新しい事業を生み出すヒントまで見つかるかもしれません。

この記事の著者・後藤啓佑さんのメルマガ

初月無料で読む

image by: Shutterstock.com

後藤啓佑この著者の記事一覧

平成3年生まれ。探偵歴10年。愛知県出身。好きな調査シーンは張り込み。19歳から探偵の修行を始め、他の職業をやることなく社会に出て現在までずっと探偵。中高生の頃から中南米地域に興味があった為、好きな探偵と中南米を合わせよう!ということで23歳のときに中南米で探偵をする為グアテマラ入りをする。グアテマラにて活動後、事業の基盤作りの為帰国。まずはアジアからということで現在はバンコクやマニラなどでの調査を経験しながら、国際探偵への道を走っている。多くの男女トラブルや企業内外の調査を受けている。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 探偵の視点 』

【著者】 後藤啓佑 【月額】 ¥121/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎週 火曜日 発行予定

print
いま読まれてます

  • 探偵のスキルは浮気調査だけ?強みを分解して新規事業を生み出す方法
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け