昔から日本のテレビCMでは、女性向けの化粧品などに限らず、広く世間一般の消費者へその魅力をアピールしたい様々な品々やサービスや企業が、若くて透明感のある爽やかな女性を起用することが多かった。
「カルピスウォーター」や、「ポカリスエット」や、「三ツ矢サイダー」や、「三井のリハウス」などなどは、特にその傾向が強く、印象的なCMも多い。
皆さんも覚えているCMがあるだろう。
また、グリコの「ポッキー」には、元気で明るい笑顔と、ユニークなダンスで大きな話題を呼んだ女優の新垣結衣さんのCMがあった。
その後の新垣さんの大ブレイクを決定づけたと言っても良いほど有名なCMだ。
なお、インターネット上で、
「ガッキー ポッキー」
だけで検索してみても(ガッキーは新垣 結衣さんのニックネーム)、めちゃめちゃたくさんそのCM動画が出てくる。
あまりにこのポッキーのCMが有名になったためなのか、新垣さんは、アサヒ飲料の「十六茶」のCMでも同じようなダンスを披露してたりする。
元気で明るい笑顔や、ユニークなダンスだけではなく、演技力もすごい新垣さんは、ショートフィルムのようなCM(NTT東日本の3分超のCMとか)もあり、YouTube上には、全部で35分超もある新垣 結衣さんのCMまとめなんてものまである(笑)。
それだけ、新垣さんのCMは注目されているということだが、もっと言えば、日本のCM界では、それだけ若い女性が起用されるCMが主流ということなのだろう。
ちなみに、アメリカでは、ドラマや映画で人気の女優さんがテレビCMに起用されることは日本ほど一般的なことではなく、珍しいケースとしてあったとしても、一人の女優さんがいくつも異なる企業のCMにたくさん起用されることはない。
アメリカで、もっとも多くの人々が視聴し、毎年、社会現象にもなるアメフトのスーパーボウルのCMでも、高評価を得て翌朝のニュースになったりするCMは、日本とはまったくテイストが異なるCMばかりだ。
昔から、高評価を得続けているのは、ビールのバドワイザーのCMで、ここ数年は、シリーズもので、牧場にいる馬たちとワンちゃんなどを描いた内容になっている。
あまりに有名なため、日本のYahoo Japanなどでも紹介されているCMだ。
〔ご参考〕
●馬と犬の友情CMが感動的すぎると話題