参院選、自民・公明が改選過半数。改憲勢力3分の2超す

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第24回参議院選挙は、7月10日朝から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われ、自民・公明が改選過半数が確実になる見込み。NHKや民放各社などが同日午後8時の投票締め切りと同時に一斉に報じた。

今回最大の争点は、安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」の是非。選挙戦で、与党側は成果を強調し、野党側は世論調査で8割の人が景気回復を実感していないと批判していた。

民進党は改選46議席から大きく減らしたが、改選数1の選挙区(1人区)では野党統一候補が11勝21敗となり、現職2閣僚を落選に追い込んだ。

また、今回の選挙で、憲法改正を主張する自民・公明・維新の3党が計162議席超を獲得し、憲法改正に前向きなアントニオ猪木、井上義行、松沢成文、渡辺美知太郎ら非改選の諸派・無所属議員4氏も含め、憲法改正案の提出に必要な3分の2議席を確保。衆院はすでに自公だけで3分の2を超えているため、衆参両院で憲法改正案の発議が可能な改憲勢力が形成された。(11日02:40現在)

image by: Shutterstock

 

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