企業が最近導入している「WEB面接」一体どんな服装で望むべき?

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新型コロナウイルスの感染拡大のため、企業活動やイベント等を中止・延期せざるを得ない状況に陥っています。そんななか、採用活動に「WEB面接」を導入する企業が増えてきました。今回の無料メルマガ『新米社労士ドタバタ日記 奮闘編』では、WEB面接のマナーやメリット・デメリット、利用できるツールなどを紹介しています。

WEB面接

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、採用活動を危惧する企業において「WEB面接」を導入する企業が増えてきた。そこで、今後普及が見込まれる「WEB面接」に関するメリット・デメリットや無料で利用できるツールについて話をしたい。


大塚T 「新型コロナウイルス、いつまで続くのかな~。エタノールや次亜塩素酸水の追加注文が来てますね」

所長 「困っているときはお互い様だからね」

新米 「在宅勤務をするところも増えて来ていますね」

E子 「うちも昔実験しましたけど、ネックになることも多かったですもんね」

所長 「新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、政府からイベント開催の自粛や不要不急の外出を控えるよう求められているだろう。採用活動を危惧する企業では『WEB面接』を導入するなどWEBや電話を通して面接を行う企業も増えているらしいよ」

新米 「そうなんですかぁ?『WEB面接』って、AIが面接する前の段階で選別してくれるシステムのことですか?前にTVでもやってましたね」

大塚T 「ううん、応募者がバンバン来る大手の取組みではなく、小規模でも始めることができる、その名の通り、スカイプなどインターネットを介して行われる面接のことよ」

新米 「スカイプを使った面接ですか。TV会議のようなものですね」

所長 「『WEB面接』は、その名の通りスカイプなど、インターネットを介して行われる面接全般のことだよ。『WEB面接』は、外出・訪問のリスクなく、採用活動を行うことができるから、急速に利用する企業が増加してるんだろうなぁ」

E子 「そうですね。 通常の面接は、求職者にあらかじめ指定した日時に指定した場所へ来てもらう。でも、『WEB面接』は、直接求職者と会わずに面談を行うから応募者が自社にマッチする人材なのかの見極めが難しいと不安に感じる方もいらっしゃるでしょうね」

新米 「うーーん、『Web面接』のメリットって何ですか?」

大塚T 「それは、まずいつでもどこでも面接を行うことができることっしょ」

E子 「『テレビ電話面接OK』のタグなどで、『WEB面接』を導入していることを求人画面上で促進することもできるわね」

大塚T 「そうですよね~。担当者も求職者も、ともにスキマ時間を活用できるため、面接の日程が調整しやすくなるわ」

新米 「多くの応募者は、内定を早く獲得したいだろうから、短期間でのスケジュールで採用活動を進めることで、応募者が他社で決定してしまう確率を減らすこともできますよね」

大塚T 「確かにそうね。面接模様を録画して、担当者以外の方にも、早急に情報共有を行うことができるから、 採用決定を早期化することもできますね」

新米 「そうですねー。でも、顔が見えない面接って不安じゃないですか?」

所長 「そういう会社の場合は、1次面接に『WEB面接』を利用し、最終面接の際には求職者に直接企業に来てもらって、面接をするという方法にするのが良さそうだね」

大塚T 「スカイプの他にも最近は、いろんなものがありますよね。ズームなんてのもあるし

E子 「でも、一般の人が持っていて、簡単にできるツールでないと『WEB面接』自体の応募が少なくなるわよ」

新米 「あっ、そうか。そうですよね~。じゃあ、パソコンだけでなく、スマホなんかでも簡単にできるツールが良いんでしょうね。たとえば、フェイスタイムとか

E子 「そうね。フェイスタイムか~。スマホの画面にあるから、それなら簡単に使えるかもね」

大塚T 「でも、スマホで画面に入るのは、顔がメインになるわね」

E子 「面接だし、服装や背景なども含めて求職者がどんな人なのかをチェックするためには、スマホよりパソコンを使って面接を行った方が、よりその人の人となりがわかりますね」

所長 「私の場合、面接前にわざと自宅に電話することがあるね。お母さまがどんな方か、ほんの少しだがわかる。ご本人も家庭でどんな風に過ごしているか雰囲気が少し見えるんだ

新米 「え?わざと自宅に電話するんですかぁ?」

所長 「そうだね。ハローワークなどでいつを面接日時に設定するか100%決めてしまわず、後日電話するようにしておく。事務所以外の顔も少しは知りたいからね」

E子 「『WEB面接』だと、家庭の雰囲気や、壁や本棚など、いろんなものがも見えますよね」

所長 「お客さまとのスカイプでの相談も随分前から考えたことはあるけど、書類などを取りに行ったり、動きながら話すこともあったりするから使いたくないなーと思っていたけど、『WEB面接』だとそんなにウロウロしないで話すね」

大塚T 「所長、そりゃ、そうですよ (笑)」

E子 「これからある程度増えるでしょうね。ちょうど昨晩も企業のトレーナーが面接担当者に目線の指導をしていましたよ」

所長 「面接される側の笑顔も大事だけど、面接する側もぎこちない表情にならないよう、企業側の担当者訓練も必要そうだなぁ」

大塚T 「でも、なんとか求職者にも登録方法などを事前にメールをすれば、『WEB面接』をすることはできそうですね」

E子 「うちからも、そういうことも促進していかないといけませんね」

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