「給料を上げたい」「出世したい」と思うのは働いていれば多くの人が考えること。でも、何もやらずにそんな願いが叶うことはありません。会社や上司の期待に応えることが大切でしょう。そこで今回は、メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんが期待値を高める方法を伝授。とんとん拍子に出世する人には当然の理由があるようです。
期待値を高めろ
出世する人のパターンは、周りの人の期待値が高いことです。大きな問題が起こったり、新しいプロジェクトが立ち上がったりした時に、
● あの人ならなんとかしてくれるだろう
って考える人が多いということです。つまりみんなが期待をしているということですね。ツーアウト満塁でバッターボックスに入るようなもんですよ。
ここで期待に応える働きをするから、
● もうあいつを昇格させる以外にないだろう
って雰囲気が作られるんですね。
そうなるためには、あなたに対する期待値を高めることを考えなきゃダメですよ。
業務スキルや、仕事力を身に付けたら、次に考えるべきはどうやって他の人から期待される存在になるかなんです。つまりあなたが注目される存在になる必要があるんです。
もちろん誰しも最初は、期待値なんてゼロなんですよ。そもそもあなた誰?ってところにいるわけですから。
しかしその状態でもヒットを打ったり(つまりそれは成果を出すということです)するわけでしょ。それが業務スキルがあるとか、仕事力があるということですから。
ちょこちょこと色々な場面でヒットを打てるようになったら、意識して大勢が見ている場面、ステージに立つことを考えるのです。ここで日和って、
■ イヤイヤ、私なんてまだまだでして…
みたいなつまらない謙遜をしてはいけません。日本人はこれをやっちゃうんですよ。何本かクリーンヒットを打ったのなら、
● 我こそが将来のクリーンアップ候補なり
って気構えを持たないと。つまり、この組織を将来は私が背負って立つのだという意識を持つのです。
これだけで、あなたの態度が変化するのです。