資格なんて国家資格しか取る意味がない?いえいえそんなことはありません。今回、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』著者・土井英司さんが紹介するのは、地味だけど面白い資格を教えてくれる“資格芸人”による一冊です。
【地味な資格で人生を変える】⇒『「地味な資格」だけで人生は豊かになる』

女と男 市川義一・著 Gakken
こんにちは、土井英司です。
本日ご紹介する一冊は、芸人ながら47の資格を持ち、講師、司会、審判、ライフプランの相談など、多岐にわたる仕事をしている著者による、ちょっと風変わりな資格ガイド。
著者は、大学時代に吉本興業のオーディションに落ち、金融業界に就職するも、夢を諦めきれずに相方を見つけて芸人に復帰。
ところが相方が人気でピンの仕事が増え、自身はアルバイトが続く日々に。
あるきっかけで資格取得に乗り出したところ、それがきっかけで仕事が増え、人脈も年収も増えたそうです。
本書で扱うのは、タイトル通り「地味な資格」ばかり。それも、従来なら手を出してはいけないと言われていた、簡単な資格がメインです。
・食品衛生責任者
・タイピング技能検定8級
・FP技能検定3級
・生命保険募集人
・家電製品総合アドバイザー
就職に有利になりそうな、ちょっとした資格から、そんな資格あったの?と驚くような資格まで、じつに幅広くラインナップ。
・声優能力検定3級
・「ほめ達!」検定2級
・お好み焼き検定初級
極めつけは、勉強しなくても絶対に取れるという、「カッパ捕獲許可証」でしょうか。
こちらは、ネットで誰でも申請ができて、試験は不要。交付のための220円と、許可証の郵送代を含む、たった300円で取得できるようです。
資格を持っていれば、カッパを捕獲した際に1000万円の賞金がもらえるという、嬉しいオマケ付きで、著者はこのネタで話題を呼んだそうです。
取るなら「国家資格しか意味がない」といったよくあるアドバイスではなく、話のとっかかりになる、教養が広がるという意味での資格取得であり、確かにこういう目的なら、取ってみても面白いと思いました。









