今年も早いものであと1ヶ月を切りました。
そこで今回は2025年にゲットした数々のアイテムの中から、個人的にベスト1だったアイテムをご紹介したいと思います。
一世代前と侮るなかれ

SONY 「WH-1000XM5」 56,100円(税込)
私covacovaが2025年買ったよかったアイテムベスト1に選ばれたのは、SONYのヘッドホン「WH-1000XM5」。パチパチパチパチ。
ヘッドホンに少し詳しい方ならご存知だと思いますが、現在の最新モデルは「WH-1000XM6」です。
あえて前モデルの「WH-1000XM5」を選んだ主な理由など、covacovaの視点でお伝えしたいと思います。

余談ですが、僕のライフスタイルでは音楽を聴いたり動画を見る時間がかなり多めです。
テレビはほとんど見ませんが、シーンによってはオープンイヤー型などと使い分けています。ざっくり言うと、こんな感じ。
・ウォーキングや筋トレ中(ほぼ毎日)
・ひとり時間にじっくり没頭したいとき(多い日は3〜4時間)
・入浴時(防水スピーカーで)
・DIYや事務作業中などのBGMとして
こうして並べてみると、寝ている時間以外はほぼ何かしら音を楽しんでいるタイプ。つまり、ヘッドホンは絶対に欠かせないアイテムなんです。
耳あたりのやさしさ

「WH-1000XM5」を選んだ理由のひとつが、自然な立体感とクリアな音質でした。どこかの音域だけが強く主張することもなく、全体がなめらかにまとまっていて、とにかく耳あたりがやさしい(※もちろん、感じ方には個人差があります)。
うまく言えないのですが……奥行きがあって、空気がすっと抜けるような透明感があるというか。まるで音響の良いホールで聴いているような感覚なんです。
細かな音も潰れずにしっかり表現されていて、「ああ、やっぱりハイエンドのヘッドホンは違う」と、ちょっと感動したのを今でもよく覚えています。数々の賞を受賞しているのも納得でした。

ちなみに、最新モデルの「WH-1000XM6」とも聴き比べてみましたが、個人的には「WH-1000XM5」のほうがよりナチュラルでクセのない印象でした。自然な音を求めるタイプなら、むしろこちらのほうがしっくり来る、という人も多いと思います。
それに、「WH-1000XM6」が発売されたことで、「WH-1000XM5」がぐっと手に入れやすくなったのも購入の決め手になりました。今ではAmazonなら4万円以下(※記事執筆現在)で購入できるので、正直、僕が買ったときよりさらにお得になっています。それでも良いお値段ではありますけど、決して損した気分にはならないかなと。
一世代前といっても、音質や機能で価格差ほどの違いは正直感じないです。最新モデルにこだわりさえなければ、「WH-1000XM5」は今のほうがむしろ賢い選択肢だと言えるかもしれません。
操作不要のハイエンド機能

機能面に関しては、さすがSONYと思わせるポイントが多くあります。中でもお気に入りが「オートNCオプティマイザー」と「アダプティブサウンドコントロール」。
「オートNCオプティマイザー」は、ヘッドホンが装着状態や個人差を自動で検出して、その人に合わせてノイズキャンセリングを最適化。さらに気圧センサーにより、飛行機などの環境変化にも対応できて、どんな状況でも常に理想的なノイズキャンセリング効果を発揮してくれるというハイテク機能なんです。
「アダプティブサウンドコントロール」は止まっている、歩いている、走っている、電車に乗っているなどの行動シーンに応じて、ノイズキャンセリング/外音取り込みレベルを自動的に切り替える機能。
電車移動中はノイズキャンセリングがしっかり効いているのに、電車を降りて歩き出すと外音取り込みモードへ切り替わる……なんてことを自動でやってくれます。
一度装着してしまえば、あとはヘッドホンがスマートに判断して切り替えてくれるので、いちいち本体やアプリを操作する必要なし。この何もしなくていい快適さはクセになります。

そのほかにも、「スピーク・トゥ・チャット」や「「クイックアテンションモード」など、ここでは紹介しきれないほどたくさんの機能が搭載されています。
専用アプリを使えば細かな設定のカスタマイズはもちろん、音楽アプリとの連携までできる充実ぶり。
正直、機能が多すぎてすべてを使いこなせていないんですが、使いながら自分好みに育てていけるのも、楽しさのひとつかなと思っています。
折りたためれば満点だった…

唯一、購入前に少し悩んだポイントがあります。それは折りたためないこと。
最新モデルの「WH-1000XM6」は折りたたんでコンパクトに持ち運べますが、「WH-1000XM5」は専用キャリングケースこそあるものの、サイズが大きめ。正直、バッグに入れるとちょっとかさばります。
そのため外出時は、ヘッドホンが無理なく入る大きめのバッグを選ぶようになりました。もしくは首に掛けるか……。
とはいえ、逆に言えば本体の剛性はしっかりしていて、折りたみ構造がない分、耐久性という面ではむしろ安心感があります。壊れにくいとポジティブに捉えれば、この仕様も悪くないなと思えています。
高級ヘッドホンですし、出来るだけ長く愛用したいですからね。
イヤーパッド交換できます

ヘッドホンを長く使っていると、ほぼ確実に傷んでくるのがイヤーパッドです。経年劣化でボロボロになってしまう、どうしても避けられないパターン。
イヤーパッドがダメになると、装着感も悪くなるし、見た目も気になって、だんだん使う気がなくなってしまう。ヘッドホンを愛用してきた方なら、一度は経験があるのではないでしょうか。
その点、「WH-1000XM5」はイヤーパッドが交換できるのも嬉しいポイント。ここは購入の後押しになった部分でもあります。
もし破れてしまってもパーツだけ取り替えれば、また新品同様の着け心地に戻せる安心感もあります。

交換用イヤーパッドと専用の取り外しツールはSONYのオンラインストアで購入でき、交換方法の動画も用意されているので、初めてでも迷わず作業できそうです。
ノイズキャンセリングも音質も、いまだに業界トップクラスと肩を並べる「WH-1000XM5」。もう一度強調しておくと、日常的な使用では最新機種との違いをほとんど感じません。
むしろ、ここまで高機能なヘッドホンを落ち着いた価格で手に入れられる今は、手に入れるベストタイミングかもしれません。
結果的に「WH-1000XM5」を選んだのは、自分でもかなり良い選択だったなと思っています。
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提供元:ROOMIE










