夏休みは親も一緒に。子どもの「外遊び」をもっと楽しくする方法

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どうしても億劫になりがちな暑い夏の外出。だけど、子どもはどうでしょうか?涼しい室内で過ごすのも一つですが、せっかくの夏休みなので子どもと一緒に外遊びを楽しみましょう!『子どもが育つ「父親術」』では、子どもへの「夏休みにやりたいこと」のアンケートで、意外な結果が出たと紹介されています。

夏休み計画

先日、なかなか興味深い調査レポートを見かけました。

放課後NPOアフタースクールという団体が発表した、「小学生が夏休みにやりたいこと」調査です。

その中で、上位には屋外の活動がいっぱいランクインしていました。
子どもたちが外遊びを必要としていることが如実に表れていますね。

また、レポートではもう1つ重要な点に触れられています。
それは、『何を』したいかではなく、『誰と』したいか、というポイント。

「何をしたいか」を問うたにもかかわらず、多くの回答には「友だちと」「みんなで」など、『誰と』についての一言が含まれていたとのこと。
これもまた、子どもにとって必要なことがハッキリと表れていると言ってよいでしょう。

今号でお伝えしたいのは、これから夏休みの計画を立てる際に、このことを意識しましょう!ということ。

親が意識せずとも、子どもたちが自然に「友達と・仲間たちと一緒に」「外遊び」をするのが理想ではありますが、今どきの社会では、それが難しい一面があることも事実です。

なので、きっかけ作り・機会提供は、大人から働きかけてあげてもよい部分。

具体的には、家族旅行がいちばんのお勧めです。
友達を誘うことができれば、かなり大きな「お楽しみ」になりますし、子どもたちの成長にもいい刺激にもなりますよ。
お金のかかるエンターテイメントに頼らなくても、旅先の自然や環境を楽しむ活動で盛り上がるので、節約にもなって一石二鳥です(笑)

その他にも、『仲間と一緒に公園で遊ぶDAY』も素敵です。

─ 朝9時(あるいは10時)に集合して、みんなで公園で遊ぶ!
─ 持ち物は、おにぎり・水筒、あとは自由
─ 何をするかは、事前に決めない
─ 各自、遊びたいモノを持ってきてOK
─ その場で相談して、自由に遊ぶ♪
─ 終了・解散時刻=未定(飽きるまで)

子どもの年齢によって、遊びの内容はかなり異なるかも知れません。
逆に言えば、遊びの内容は変われど、何歳になっても楽しめるということ。

就学前の幼児たちがワイワイと水遊びするのも楽しいし、小学生がドッジボールに白熱するのもよし、高学年の氷オニ・高オニ・隠れオニも高度な勝負が展開されて、非常に面白いです。
ちなみに中学生の本気のドロケイも、かなり盛り上がります(笑)

大人は、機会を作ったら、あとは現地で見守ってあげていればいいでしょう。
体力に自信があるなら、参加しても良いですが(^_^;)
午後、ちょっと疲れてきた頃に皆におやつを買ってあげたら、一気に人気者になれます(笑)

遊びの自由度が大切なので、基本は『広い公園』が理想的。
ですが、他の場所でも大丈夫。

調査レポートにもあった通り、大切なのは「どこで」「なにを」するかではなく、「だれと」するか。プールでも、児童館でも、仲間と一緒に過ごせる時間が持てれば、それは大きな価値を持ちます。

ぜひ、この夏の予定に『友達と遊ぶ日』を入れてあげてくださいね!

参考:「夏休みにやりたいこと」調査レポート(pdf)

 
image by:Shutterstock

 
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