ノーリスクの「ダメ元」だったら、喜んで失敗したほうがいい理由

shutterstock_299114528
 

「ダメ元でやってみるか」と取り組んだ仕事の結果が予想通り「ダメ」だった場合、あなたならどう考えますか? 無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者の佐藤しょ~おんさんは、ここであっさり「仕方ない」と考えてしまう人間は「マーケットから抹殺される」と厳しい見方を示すとともに、そうならないための「逆転の発想術」を記しています。

損をしない生き方を選ぶか、トクをする生き方を選ぶか

人生ではさまざまな場面で、これはやっても多分ダメなんだろうけど、ダメ元でやってみるか、という状況になることがありますよね。ダメ元とは成果をあまり期待せず、万一上手く行ったらラッキーだな、程度にしか考えていない、成果を期待していないという状況のことです。元々ダメ元なんですから、当然のようにダメな結果が返って来ることがほとんどなんですね。

そうなると、「ダメ元でやったんだから、これは仕方ないよね」と考えて、諦める、撤退する、もうやらないという対応を取ることが多いんですよね。ところがこれってちょっと損をする考え方なんです。

ダメ元でもやろうと考えたわけですよね。それは万一何かを手に入れたら、大きなポジティブな変化を手に入れられるとわかったからそうしたわけですよね。そう、その直観は正しいんです。だったらあなたがやるべきこととは、ダメ元で取り組んだことに対して、手ぶらで帰宅するのではなく、何かを手に入れるまで粘ってみることなんです。

最初の狙った成果に限定するのではなく、何かひとつ、これを取り組んだことで新たに何かの欠片でも良いから手に入れるまでやってみるという姿勢が次の幸運を引き寄せるのです。あなたが手にする小さな欠片が将来芽を出し花を付け、最後に想像もしなかった実を付けてくれるかも知れません。

そもそも最初から何も期待せずに始めたんですから、何かひとつでも手に入ったらそれだけでラッキーですよね。つまりここで発想を逆転させるのです。「どうせダメ元だったんだから、手柄がゼロでも損じゃないよね」という考え方から、「どうせダメ元だったんだから、何かをゲット出来たら超ラッキーじゃん」と考え方を変えるのです。

print
いま読まれてます

  • ノーリスクの「ダメ元」だったら、喜んで失敗したほうがいい理由
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け