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始まったアベノミクス相場「上昇第3波」次の目標2万7,000円を超えて天井は?=菅下清廣

9月7日の総裁選告示日の安値2万2,172円を起点に「アベノミクス相場上昇第3波」が始まりました。このまま次の目標値2万7,000円をめざす動きとなるでしょう。(『菅下清廣の”波動からみる未来予測”』菅下清廣)

※本記事は『菅下清廣の”波動からみる未来予測”』2018年9月24日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:菅下清廣(すぎした きよひろ)
国際金融コンサルタント、投資家、経済評論家、スガシタパートナーズ株式会社代表取締役、立命館アジア太平洋大学学長特別顧問。ウォール街での経験を生かした独自の視点で相場を先読みし、日本と世界経済の未来を次々と的中させてきた「富のスペシャリスト」として名を馳せている。「経済の千里眼」との異名も。著書に『今こそ「お金」の教養を身につけなさい』ほか多数。

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2019年・2020年のアノマリーに要注意。次の天井はいつ来る?

9月7日から始まった「新たな上昇相場」

先週連休明けの9月20日に、当社運営の情報配信“スガシタボイス”会員の皆さんに久しぶりに「緊急メッセージ」を送った。

“スガシタボイス”では、日本株、NY株、円・ドル相場などを中心に内外のマーケット情報、相場見通し、有望成長企業の紹介、政財界の動き、国際情勢など投資に役立つ最新の情報を月2回配信している。そして株式相場の重要な転換点や株、為替、金利、石油、金(ゴールド)などの潮流(トレンド)が変わった時に、会員の皆さんに私から直接“緊急メッセージ”を発信している。

8月24日の配信で、「日経平均株価はきれいな“逆三尊(トリプルボトム)”が入って底入れ、当面株価は一進一退の動きが続くが、自民党総裁選告示で”買いのシグナル“が点灯するか」というメッセージを送っていたのですが、その後、株式相場はまさに私の予想通りの展開になっています。

9月7日の総裁選告示日の安値2万2172円を起点に新たな上昇相場が始まっています。今年、4度挑戦して、上回ることができなかった2万3,000円の壁を9月14日金曜日に突破して、アベノミクス相場上昇第3波が始まっています。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

ボイス会員の皆さんの中には多くの弱気のアナリストや証券会社の担当者などから、2万3,000円が天井とか、近くNY株・日本株が暴落するなど根拠のない悲観的な見通しで、先き行き不安になったり、迷っている方々も多かったのではないでしょうか。

そこで今回、『「緊急メッセージ」~上昇第3波始まる!~』という見出しで今後の株式市場の見通しを発信しました。私は相場の波動(波のサイクル)と株価の行方を左右する重要情報をマッチングさせて予測しています。

次の目標値は2万7,000円

今日本の株価を動かす一番重要な情報とは何か?

それは言うまでもなく、アベノミクス(脱デフレ政策)の前進であり、第4次産業革命の実現です。

もうひとつは米国トランプ大統領の外交・経済政策などの分析と予測です。今アメリカはどこに向かってゆこうとしているのか、これが未来の日本経済、株価の行方を大きく左右することは間違いありません。

そういう意味では、9月20日の総裁選で政治家の8割にもおよぶ支持を受けて安倍首相が再選されたことによる日本の政治・経済・外交の安定とアベノミクスの継続は、日本の今後の景気や株価に大きなプラスです。株価は正直です。

私が8月25日のスガシタボイス配信で予想した通り、総裁選告示日の9月7日から株価は上昇しています。そして、9月25・26日に行われた日米首脳会談、11月6日の米国中間選挙の結果などが今後の重要イベントです。

日経平均株価はバブル崩壊後の大底、2009年3月10日の安値7054円から半値戻しの壁、2万3000円を突破したので、波動から見て次の目標値2万7,000円近辺をめざす動きとなるでしょう。

もちろん株価のサイクルは波です。大きく上昇した後に大きく下落する局面があります。決して、一本調子ではありません。上がったり下がったりしながら上昇トレンドは続くものと予想します。

Next: 次の天井はいつやってくるのか? 2019年・2020年のアノマリーに要注意



次の天井はいつやってくるのか?

スガシタボイス会員の皆さんや私の講演会では何度もお話ししていますが、今の上昇相場は”トランプ&アベノミクス相場“です。2016年11月トランプ米国大統領が登場して以来、日米の株価は上昇トレンドが続いています。

もっとわかりやすく言えば、米国株が日本や世界の株高をけん引しています。”GAFA“と呼ばれるシリコンバレー発のグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンなどがナスダック指数を押し上げてNYダウや日経平均株価が追随しているというのが今までのサイクルです。

なのでアップル、アマゾンの株が上がり続ける限り、この日米のブルマーケット(強気相場)は続くでしょう。

では、そのピーク・天井はいつやってくるのか?

今後のトランプ大統領、安倍首相の支持率にかかっています。日米の政権の基盤が揺らぐようなことが起れば、今のブルマーケット(強気相場)が青信号から黄色信号に変わります。

なので刻々変わる世界情勢、内外の動向を見ながら、信号が”赤“に変わる前に投資判断をしなければなりません。

2019年、2020年のアノマリー(経験法則)は

そこで最後に、相場世界のアノマリー(経験法則)を読者の皆さんにお知らせしましょう。

西暦の末尾が”9“の年は市場を揺るがすビックイベントが起きるというジンクスがあります。

また西暦の末尾が”0(ゼロ)“の年はバブルのピークになると言われています。

もちろん、理論的な裏付けはありません。しかし過去の西暦の末尾が”9”の年と“0”の年を、ぜひ皆さん振り返ってみてください。何が起こったか?

歴史を振り返れば、2019年と2020年には何かが起るというのが、市場の“声なき声“です。

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菅下清廣の”波動からみる未来予測”』(2018年9月24日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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