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2019年、亥年の格言は「亥固まる」。長期投資仕込みにぴったりの貯える時期=川畑明美

2019年、大発会を迎えました。亥年(いどし)となる今年は新しいステージに進むための準備期間。投資の勉強や長期投資の仕込みにぴったりの一年となりそうです。(『教育貧困にならないために』川畑明美)

プロフィール:川畑明美(かわばた あけみ)
ファイナンシャルプランナー。2人の子どもと夫婦の4人暮らし。子育てをしながらフルタイムで働く傍ら、投資信託の積立投資で2000万円の資産を構築。2013年にファイナンシャルプランナー資格を取得。雑誌を中心に執筆活動を行う一方、積立投資の選び方と積立設定までをマンツーマンで教える家計のコーチング・サービスを展開している。

2019年は投資の準備期間!勉強や長期投資の準備を

新春からジェットコースターのように乱降下する可能性

お正月3日も過ぎ、今日は「大発会」です。

大発会とは、年始最初の取引日のこと。

昨日のドル円は、一時105円を割れて円高になっています。

2019年は、新春からジェットコースターのように乱高下する可能性が高いですね。

昨日のニューヨーク市場では、中国経済の減速を理由にアップルが大幅な業績の下方修正で、大きく反落しました。

ちなみに、亥年の格言は「亥固まる」です。

固まるというのは、新しいステージに進むための準備期間でエネルギーやパワーを蓄える年ということです。

つまり仕込みの年とも言えるのです。

2019年が停滞期となるのでしたら今年に仕込んで、来年の上昇を期待するかたちになります。

Next: 投資を成功するには?どんな準備をしたらいいのか…



投資は「慣れる」ことも大事です!

いずれにしても、長期投資と考えているのでしたら慌てずに行動してくださいね。

保有資産が、マイナスになる含み損になっても慌てて売却して「損を確定」しないように。資産を分散していれば、タイミングにもよりますがすべてマイナスにはなっていないはずです。

仕込みの年だと考えれば、投資信託の積立には安く購入できるチャンスの年です。

また、株価が上昇している時期と違ってなぜ株価が下がるのか、投資への知識が貯まる時期でもあります。

投資は、学んで、実践して、慣れることで慌てることなく、上手に投資できるようになります。

実際に含み損を抱えた時でないと自分がどのように感じるのか、わからないのです。

私は一番「慣れる」ことが大事だと思います。

なので「慣れる」までは、少額から投資をはじめてくださいね!

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教育貧困にならないために』(2019年1月4日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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