転売すると1億円くらい儲かる超割安な物件が出ました。ただし非公開物件で、買える人は限られています。いったいどうしたら情報を得られるのでしょうか。(『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』姫野秀喜)
姫屋不動産コンサルティング(株)代表。1978年生まれ、福岡市出身。九州大学経済学部卒。アクセンチュア(株)で売上3,000億円超え企業の会計・経営計画策定などコンサルティングに従事。合間の不動産投資で資産1億円を達成し独立。年間100件以上行う現地調査の情報と高い問題解決力で、顧客ごとに戦略策定から実行までを一貫してサポートしている。
事情は言えぬが、超超超優良な物件が出現。どんな人に話が行く?
やっぱり出回っていた誰もが欲しがる非公開物件
1億円くらい儲かることがほぼ確実な非公開物件が出ました。非公開なので詳細は話せませんが、都心で、築浅で、駅の目の前の好立地な物件です。
買った瞬間に含み益が1億円くらい出る物件で、買ってそのまま転売すれば1億円は儲かるというすごい物件です。
本当に誰もが欲しがるめちゃめちゃ素晴らしい物件。場所よし、見た目よし、資産価値よし、速攻転売できるというナイスな物件です。
通常であれば、こういった物件は不動産業者が購入して三為(サンタメ)で転売するのでしょうが、今回は事情があって普通の仲介です。
事情のため当然、非公開です。というか、どこにも載っていません。こういうのが本当の非公開物件なんですね。本当に見たら震えますよ。
極秘情報を掴めるのはどんな人?
そしてこういった物件は、非公開なので広めると問題になるため、本当に厳選されたお客さんにしかお声かけできません。うちでもたった3名にしかお声かけできませんでした。
では、どういった方にお声がかかるのでしょうか。
それには、「2つの条件」があります。
<条件その1:1億円、2億円といった現金を出せる人>
1つ目は、わかりやすく「お金がある人」という意味です。そもそも大きな金額の物件で、かつ条件が半端なく良いので、確実に現金もしくは銀行から融資が出ることがわかっている人しか手を上げられないのです。
銀行の融資が出るかどうかというのは、その人の資産背景にあります。土地や金融資産で10億円、20億円持っている人であれば、1億円、2億円くらいだと銀行がすぐに用意してくれます。
そういうレベルのお金があるという意味です。
Next: 非公開物件を掴むのはだれ?情報を得られるもう1つの条件とは
<条件その2:意思決定が確実にできる人>
2つ目は、いわゆる信用問題です。
迅速に「買う」という意思決定を行い、覆さないことが大切です。
非公開物件というのは、売主からの信頼によって得られる情報です。情報そのものに信頼という価値があるのです。
新聞や書籍など、価値がある情報というのは、本来お金を払って得るものです。新聞や書籍以上に、利益が出る価値のある物件の情報を頂くということは、売主から信頼を頂くということと同義です。
その信頼に応えなければ、当然、次はありません。
業者としてはその信頼に応えるべく、その情報の価値を理解でき、信頼できる人にしか紹介できないわけです。下手に広めると信頼を失墜してしまうからです。
会社の役員に就いていたり、役員や部長職などかなり上位の意思決定者と仕事をしている人なら実感として、この信頼がいかにセンシティブに扱わなければならないかがわかると思います。
未公開物件の情報を頂ける信頼とは、それと同様だと思ってください。
「非公開」という言葉にダマされないために
ひるがえって、世の中にあふれる「非公開」とか「未公開」などの情報を見ると、どうでしょうか。
なぜ取引もしたことない業者やポータルサイトから、非公開とか未公開とかの情報が来るのでしょう。
本来、非公開というのは相当にセンシティブな信頼のうえでしか知りえない情報なのに、手軽に手に入るわけがないですよね。まぁ、世の中そんなものです。
本当の非公開物件の情報が得られるようになるためには、まずは現金で10億円くらいポンと出せるようになる必要があるということです。
われわれ庶民にとって、それ以外の方法はほぼ存在しないといっても過言ではないのですから。
『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』(2019年6月4日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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