マネーボイス メニュー

嫌われ者のYahoo!スコア、ついに始動。LINEまでスコア事業参入で日本は信用格差社会へ=岩田昭男

サイト利用者の信用に点数を付ける「Yahoo!スコア」が7月1日から始まることを受け、ユーザーから批判が相次いでいる。さらにLINEまでもスコア事業への参入を発表した。これらサービスが生み出すスコア社会は日本で受け入れられるのだろうか。結論を言うと、時期尚早と言わざるを得ないだろう。(『達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』岩田昭男)

※有料メルマガ達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』好評配信中!ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:岩田昭男(いわたあきお)
消費生活評論家。1952年生まれ。早稲田大学卒業。月刊誌記者などを経て独立。クレジットカード研究歴30年。電子マネー、デビットカード、共通ポイントなどにも詳しい。著書に「Suica一人勝ちの秘密」「信用力格差社会」「O2Oの衝撃」など。

日本も信用格差社会へ向かうのか?米中の導入事例でわかる危険度

個人情報が900点満点の信用スコアに

日本の代表的ポータルサイトのヤフーは、「Yahoo!スコア」を7月1日からスタートさせる。

Yahoo!スコアは、Yahoo! JAPAN IDを持つ約4,800万の会員のビッグデータを分析し独自に算出した「信用スコア」を関心を示す企業に売り込み、ユーザーに特典や利便性を提供するという新規ビジネスだ。

ヤフーがこのビジネスを発表したのが昨年の10月で、それから9カ月余りにわたってパートナー企業との実証実験を重ね、今回のサービス開始に至った。

まず、新サービスの概要を簡単に見てみよう。

Yahoo!スコアのもとになるデータはヤフー利用者の個人情報で、大きく以下の4つに分けられる。

  1. 本人確認
  2. 住所、氏名や電話番号、メールアドレスなど

  3. 信用行動
  4. ヤフオクの取引実績、ショッピングでのレビュー回数などのほか、Yahoo! JAPANへの支払いの延滞や飲食店の予約キャンセルなど

  5. 消費行動
  6. Yahoo! JAPANのEコマースやYahoo! ウォレットなどの利用金額

  7. Yahoo! JAPANのサービス利用
  8. Yahoo! JAPANが提供するサービスの利用頻度など

これらの個人データが900点満点でスコア化され、ユーザーはデータ提供の見返りとして、ヤフーのサービスを利用する際にさまざまな特典が付与される。企業はYahoo! スコアを活用してそれまでできなかったサービスの展開が可能になる。

信用スコアを受け取る企業側のメリットは?

その具体的な内容は、実証実験を行ったパートナー企業4社のケースでいえば、次のようなものだ。

ランサーズ(株):フリーランスで働く優良ユーザーと仕事を発注する企業のマッチング
OpenStree(株):電動自転車のシェアサイクリングサービス「HELLO CYCLING」の特別料金プランを優良ユーザーに提供する
(株)TableCheck:予約を忘れそうなユーザーを選び出して、リマインド連絡を増やし、直前のキャンセルを防止する
(株)クラウドワークス:優良ユーザーに優先的に仕事をオファーする

優良ユーザーとは、Yahoo!スコア(個人情報)を提供した高スコアのヤフーの利用者のことだ。

点数が高ければ高いほど、割引率があがったり、出会いのチャンスが増えたりする。

パートナー企業が集まらない?

しかし、昨年10月の時点では、パートナー企業は12社1団体もあったのに、実際に実証実験を行ったのは4社だけであった。これではいかにもさびしい。

当初名を連ねていたアスクルやコスモ石油マーケティングといったより知名度の高い企業がそろって敬遠した理由は何なのか。

ヤフーでは、新たなパートナー企業の募集を始めているが、これからどれくらいの企業が参加するのか不安視する声も多く、前途多難を思わせる船出となった。

Next: 国民を3つの層に階層化。日本は信用格差社会へ向かう



クレジットカードが信用スコアの源

以下では、Yahoo!スコアの課題と可能性を考えるが、その前に、そもそも信用スコアとは何なのかを説明しておこう。

信用スコアの原点はクレジットカードにある。私たちがクレジットカードの会員申し込みを行うと、カード会社は「Capacity(資力)」「Character(性格)」「Capital(資産)」の3Cをもとに審査し、評価、判断を行う。

無事、審査を通ってクレジットカードを利用し始めると、さまざまな個人情報がカード会社に蓄積されていく。氏名、生年月日、住所、電話番号、配偶者、扶養家族などの基本情報に加えて、居住形態、資産や職種、勤務先、勤続年数、役職などの返済能力に関する情報、クレジットの利用履歴返済実績(信用履歴=クレジットヒストリー)など多岐にわたる。

これをクレジットカード業界では個人信用情報といい、それをカード会社は、整理分類して、審査に役立てている

アメリカでは1950〜60年代にかけてクレジットカードが本格的に普及していくが、90年代になると、コンピュータと金融工学を駆使したフェア・アイザック・アンド・カンパニー(現FICO:Fair Isaac Corporation)という会社が完成度の高いクレジットスコアを作った。

現在、FICO社は、大手信用情報機関3社(エキファックス、エクスペリアン、トランスユニオン)が集めた情報をもとにクレジットスコア「FICO(ファイコ)スコア」を作成。これがアメリカを中心とした世界各国の金融機関や企業に利用されている

国民を3つの層に階層化

このようにアメリカで導入されているクレジットスコアは、信用情報機関に集められたクレジットカードの情報をもとに算出される。

とくに重視されるのが、過去一定期間のカードの使用履歴返済履歴借入残高新規借入の有無クレジットカードの種類などだ。

これらがいくつかの項目ごとに点数化され、合計点数850点満点で、点数に応じて次の3つのランクに分けられる。

平均点は680〜700点といわれ、比較的高い水準を保っており、常識的なカード利用をしていれば、サブプライム層に入る危険性はそれほど高くはない

サブプライム層になってしまう主な原因は、たび重なる返済の遅れキャッシング支払いの滞納、さらに限度額ギリギリまでカードを使用するなど、クレジットカード利用における責任感に欠けるルーズな行動だ。

参考までに付け加えておくと、たとえば、利用額を限度額の20〜50%に抑えて毎月必ず使い続ける、カードの所持数は2〜3枚にして万遍なく使う、6カ月間は新しいカードをつくらないなど、細かな点に配慮してクレジットカードを使うとスコアが上がるといわれている。利用者自身の経済力と金銭管理能力の両方をバランスよくアピールするとよいようだ。

Next: クレジットスコアが生む信用格差社会。アメリカと中国の例は?



クレジットスコアが生む信用格差社会

アメリカの場合、クレジットスコアが企業間で自由に売買されている。金融機関であれば、購入したクレジットスコアを住宅ローンの審査などに使用し、業務の効率化を図っている。一般企業の場合は、DMを送付する際の基準に利用するといったことが考えられる。

このように、一般企業にとってはターゲティングできる“名簿”として利用価値が高い。その一方で、もともとは単に個人の金融情報を示すデータだったクレジットスコアが、いつの間にか個人の社会的な評価軸として機能するようになってしまっている。

就職転居結婚などにもこのクレジットスコアがかかわるようになり、点数が低いと、就職できなかったり、引っ越しでも不動産屋に拒否されたり、結婚にも差し障りが出るなど、いろいろな面で影響が出ている。

とくに移民社会のアメリカでは個人の信用を公正にはかる便利なモノサシとして欠かせないものになっている。しかし、スコアの良し悪しが日常生活に大きな影響を与えたり、国民の間の差別や格差を拡大させたりする負の側面があるのも否めず、使い方を間違えると、一国のみならず世界中の経済や社会を揺るがしかねない。 

2008年に起きたリーマン・ショックの原因となったサブプライムローンは、クレジットスコアを利用して本来なら住宅ローンを受けられないサブプライム層にローンを組ませたために発生したものだった。

ゴマ信用は信用スコアの進化系

このアメリカのクレジットスコアをさらに“進化”させたのが、2010年以降に普及しだした中国の大手IT企業、アリババ・グループのゴマ信用だ。アリババはQRコード決済のアリペイで、最近は日本でもよく知られるようになっている。

アメリカのクレジットスコアは、ごく簡単にいってしまえば、クレジットカード・ユーザーの利用履歴を点数化し順位をつけ、それをいくつかの階層(ランク)に分けて経済的な信用の格付けを行ったものだ。

このクレジットスコアをもとに、金融機関はランクの高い人に対するローン金利を低くするなどのインセンティブを与える。つまり、ランクの高い人を優遇するわけである。社会的信用をはかるモノサシの側面があるとはいっても、クレジットカード情報が基本だ。

ゴマ信用はクレジットスコアの原理を取り入れたものだが、アリペイユーザーのクレジットカードの返済履歴やQRコード決済の買い物履歴だけではなく、個人の生活情報(暮らしぶり)がまるごとAI(人工知能)によって点数化される。その結果、人格や能力を含めてトータルで個人を格付けする基準、モノサシになっている。その点が、クレジットスコアとは根本的に異なる。

ゴマ信用では集めた個人情報を以下の5つの項目に分けて、それぞれ点数をつける。

  1. 年齢、学歴、職歴など
  2. 返済能力
  3. 返済履歴情報
  4. 人脈(リアルおよびSNSを使ったネット上の交友関係など)
  5. 日常の行動や趣味趣向

その点数を合計して利用者一人ひとりの総合点を出す。それを、次の5段階にランク付けする。

  1. 極めて優秀(700〜950)
  2. 優秀(650〜699)
  3. 良好(600〜649)
  4. 普通(550〜599)
  5. 劣る(350〜549)

点数は毎月更新され、利用者は自分の点数を確認することができる

アリペイで吸い上げられる情報には、シェアリングエコノミーで自転車を借りたときに規約通り返却したかSNSでどんなことを話しているかなども含まれる。

さらには罰金などの行政処分裁判、犯罪履歴などの究極の個人情報まで、スコアリングの対象になる。

Next: 利便性・特典優先の中国に対し、Yahoo!スコアに拒否反応を示す日本



中国ユーザーは個人情報保護よりも特典を優先

中国で信用スコアが一種の社会インフラにまでなった理由としては、スマホのQRコード決済が爆発的に普及したこと、個人情報に対する考え方が欧米や日本とは違って利便性やインセンティブを優先する国民性などがあげられる。

そして、デポジット社会の不便を打ち消したいという、中国国民の庶民レベルのささやかな願いが背景にあるのではないかと私は考えている。

中国では、ホテルを予約したり、飛行機や鉄道のチケットを買う際に、デポジット(保証金)を要求される場合が多い。ゴマ信用のスコアが一定以上であれば、ローン金利が低くなり、限度額が上がることなどに加えて、デポジットの支払いが免除される。

それが中国の人たちにとって個人情報を提供するに十分な動機付けになったのではないだろうか。

Yahoo!スコアに拒否反応を示す日本ユーザー

では、Yahoo!スコアは、どうか。

Yahoo!スコアがモデルとするのはソフトバンクと関係の深い中国のゴマ信用だろうから、すでに紹介したメニューを見れば大体想像はつく。FICOスコアのようなレンディング(金の貸し借り)に限ったものでなく、かなり幅広く生活全般を網羅するものになりそうだ。

こうしたスコアが今の私たちに果たして必要なのだろうか。ゴマ信用のように多くのユーザーに受け入れられるようになるのだろうか。

結論から先に行ってしまえば、現時点では、ゴマ信用のようにポピュラーなサービスとして認知されるには、かなり高いハードルが待ち構えているといわざるをえない。

まず1つ目は、ゴマ信用のように「デポジットが不要になる」といったユーザーにとってのメリットが明確になっていないことだ。

2つ目は、個人情報の保護という面で懸念があることで、これが最も重要な課題であり、高いハードルであるともいえる。

ヤフーは、パートナー企業へのYahoo!スコアの提供は、提供に同意したユーザーのみが対象になり、Yahoo!スコアの作成そのものを拒否することもできる、としている。また、スコアが低いからといってデメリットが生じるものではないことも強調している。

しかし、日本人にとって信用スコアはいわば未知の体験であり、不安も大きい。そのため抵抗感をおぼえ、頭から拒否反応を示す人も多い

Next: ネット上で相次ぐYahoo!スコアへの批判。初期設定では個人情報がオープンに…



ネット上で相次ぐYahoo!スコアへの批判

すでにネット上では、Yahoo!IDの初期設定でYahoo!スコアの作成に同意する状態になっていることに対する批判の声があがっている。

また、「自分のスコアが確認できない」ことを不安視する声も多い(ただし、私は点数を個人にオープンにするのはやめたほうがいいと考えている。信用スコアの点数を上げることがあらゆることに優先するという異常な社会になってしまうおそれがあるからだ)。

それはともかくとして、Yahoo!スコアに対して少なからぬユーザーが、疑問や不信感を抱いていることはたしかだ。

そのことについて、ヤフー側も神経質になっており、担当者に取材すると、「一方的に、突出した部分だけ取り上げていろいろいうのはフェアではない。指摘されるような面もあるかもしれないが、プライバシーには十分配慮しているし、たとえばヤフーの検索履歴はスコアには入らない。パートナー企業が提供するさまざまな利便性にもっと目を向けてほしい」という声が返ってきた。

ユーザーにメリットはあるのか?

しかし、Yahoo!スコアの現在のメニューを見た限りでは、残念ながらそれほど魅力的なものはない。ヤフーにしても「いまはまだ決定打となるようなサービスを提供できていないけれども、なんとかこれだといえるようなサービスを早く開発していきたい」というのが正直なところだろう。

したがって、まずはとにかく消費者にアピールできる態勢を整えてほしいというのが私の偽らざる心境だ。いまのままでははたしてこの日本社会で事業として存在する意義があるのか、何のためにこの事業をやるのかが見えてこない

さらにいえば、前述したリーマンショックにまでさかのぼって考える必要があるということだ。リーマンショックは、住宅バブルに乗じて貸付先を強引にサブプライム層まで広げた。それが取り返しのつかない破綻を引き起こした。

つまり、信用スコアは使い方を一歩間違えると、世界を破滅に追い込みかねない

Next: LINEまでもスコア事業に参戦。人間に点数を付けられるのか?



人間に点数をつけられるのか?

Yahoo!スコアはいまは得られる情報が限られているにせよ、生活のほぼあらゆる分野がマーケティングの対象になる。深刻なトラブルや問題が起きれば、それだけ影響が大きいことになる。

利用者の安全性を担保するためには、企業から独立した第三者委員会をつくって管理するなり、公的機関による何らかの規制が必要になるだろう。

こんなふうに考えてくると、Yahoo!スコアのような試みは、時期尚早といえるのではないか。私たち人間は、こうした試みをコントロールできるほど成熟していない。リスクの多すぎる試みであり、少なくとも、破滅的な打撃を受けるのを未然に防ぐためのバックアップ体制やセキュリティ対策が構築できるまで待つべきではないだろうか。

そもそも一人ひとりの人間に点数をつけること自体が傲慢なのだ。しかも、その点数たるやヤフーのなかだけものだ。

おそらく、ヤフーは、ゴマ信用という成功モデルをイメージしており、それなりの勝算があるのかもしれない。しかし、たとえそうだとしても冒険が過ぎるし、問題が多すぎる

信用スコアが、個人の属性に関する情報と金融の返済履歴などに加えて、趣味嗜好や思想・信条、素行といった個人の生活全般にまで範囲がおよび、目的がレンディング、つまり金貸しから大きく逸脱し、国民を格付けして格差をさらに広げる――。そんなディストピアを招かないとも限らない。 

LINEまでもスコア事業に参戦

こうしたこの記事を書いている間に、コミュニケーションアプリのLINEがLINEスコアの導入を発表した。
※参考:LINEが新事業「信用スコア」 レンタカーや宿泊の優先予約など – 産経ニュース(2019年6月27日配信)

こちらはLINE上のコンテンツや金融などのサービスの利用状況から、利用者の信用度を点数づけするもの。利用するには、さらに15個の質問に答えて点数を加算する必要があるが、合計点数に応じて、提携企業の特典キャンペーンを受けることができる。このあたりはヤフースコアと同じであるが、ヤフースコアより、ターゲットがLINEユーザーと明確でわかりやすくなっている。

とはいえLINEスコアも、仕組みはゴマ信用の焼き直しで生活全般が対象となっており、ユーザー側が個人情報をすべてさらすわけだから、何となく怖い感じはヤフースコアと同じである。

スコアが上位の人ならまだしも、点数が中位から下位になったりすると、いい気持ちはしない。それどころか、多くの人はLINEに勝手に点数をつけられてふるいにかけられるわけで、反感を持つのではないか。

この反感を打ち消すためには、よほど利用者を唸らせるサービスをたくさん用意しなければならないだろう。それは、ヤフースコアも同じであるが、これができないとこの種のサービスは伸び悩むだろう。

続きはご購読ください。初月無料です

【関連】楽天ペイ、Suicaを取り込んで「一人勝ち」へ。電子マネーとコード決済の戦いは終わった=岩田昭男

【関連】PayPay?LINE?キャッシュレスの勝者は意外な◯◯!中国アリペイの成功から見えた未来図=栫井駿介

【関連】コカ・コーラ、世界的な砂糖離れに大苦戦。「健康志向」に乗れない企業は潰れていく=鈴木傾城

<初月無料購読ですぐ読める! 6月配信済みバックナンバー>

※2019年6月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。

2019年6月配信分
  • 「コード決済」は「電子マネー」の敵か味方か?(6/15)
  • 「コード決済」競争で見えてきた「ポイントの進化」(6/1)

いますぐ初月無料購読!

image by:dennizn / Shutterstock.com

※有料メルマガ達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』好評配信中!ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

<こちらも必読! 月単位で購入できるバックナンバー>

※初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込864円)。

2019年5月配信分
・消費税延期で5%ポイント還元など政府のキャンペーンはどうなるの?(5/15)
・キャッシュレスから信用格差社会へ(後編)(5/1)
2019年5月のバックナンバーを購入する

2019年4月配信分
・キャッシュレスから信用格差社会へ!(前編)(4/15)
・キャッシュレスのデメリットをもっと知ろう!(4/1)
2019年4月のバックナンバーを購入する

2019年3月配信分
・Tポイントの迷走。崩れた「1業種1社」の壁(3/15)
・Tポイントは何処へ行く!?(3/1)
2019年3月のバックナンバーを購入する

2019年2月配信分
・Pay払いになって変わること、得すること(2/15)
・五島列島でキャッシュレスは花開くのか?講演で感じたこと(2/1)
2019年2月のバックナンバーを購入する

2019年1月配信分
・50歳過ぎてからのカード選び プラチナカードに異変!(1/15)
・知られざる中国・胡麻(ゴマ)信用の真実(1/1)
2019年1月のバックナンバーを購入する

2018年12月配信分
・スカイツリーのPayPay祭(12/15)
・アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードは何故、最高峰のカードといわれるのか?(12/1)
2018年12月のバックナンバーを購入する

2018年11月配信分
・混迷打破! 年間30万円還附の韓国のキャッシュレス政策を模倣せよ!(11/15)
・キャッシュレス報告・高田馬場第二弾(11/1)
2018年11月のバックナンバーを購入する

2018年10月配信分
・ヤフーがはじめる「信用スコア」の光と影/50歳からのカード選び(3)(10/15)
・大いなるSuicaの可能性(10/1)
2018年10月のバックナンバーを購入する

2018年9月配信分
・50歳からのカード選び【2】リタイアしてもお得に旅行が楽しみたいなら(9/15)
・ポイントカードの情報は自分で守る!(9/1)
2018年9月のバックナンバーを購入する

2018年8月配信分
・50歳からのカード選び〜人生100歳時代を迎えて自分に合ったカードを(8/15)
・リアルが先かネットが先か〜O2Oとオムニ戦略(8/1)
2018年8月のバックナンバーを購入する

2018年7月配信分
・消費者が教えてくれたキャッシュレスの可能性/決済サービス「Paidy」と伊藤忠商事の思惑(7/15)
・街中で進むキャッシュレス化を実感(7/1)
2018年7月のバックナンバーを購入する

2018年6月配信分
・スマホ決済時代のカード選びはこうする?(6/15)
・個人情報の権利を保護するGDPR(一般データ保護規則)発効(6/1)
2018年6月のバックナンバーを購入する

2018年5月配信分
・迫りくる決済イノベーションとリテールのこれから(5/15)
・ポイントの新しい貯め方、教えます(5/1)
2018年5月のバックナンバーを購入する

2018年4月配信分
・日本政府の大胆キャッシュレス計画(4/15)
・Suicaの新オートチャージで始まるJR東日本の大進撃(4/1)
2018年4月のバックナンバーを購入する

2018年3月配信分
・全国キャッシュレス講演日記(3/15)
・「仮想通貨」狂想曲(3/1)
2018年3月のバックナンバーを購入する

2018年2月配信分
・知られざるクレジットカード・ブロガーの生態(2/15)
・アメリカン・エキスプレスの魅力(前半)(2/12)
2018年2月のバックナンバーを購入する

2018年1月配信分
・高還元率カードの次に来るものは?(1/15)
・ネットテレビにみる「スコア」社会の恐怖〜Netflixの「ランク社会」〜(1/1)
2018年1月のバックナンバーを購入する

2017年12月配信分
・アフィリエイトの新しい世界が見えてきた!(12/15)
・Apple Payの新しいキャンペーン続々登場!ベスト5(12/1)
2017年12月のバックナンバーを購入する

2017年11月配信分
・人生を変える体験イベントの作り方、アメリカン・エキスプレスの技(11/15)
・ネットとコンビニに二股かけて得するカードはどれ?(11/1)
2017年11月のバックナンバーを購入する

2017年10月配信分
・デビットカードは地銀を救えるか?(10/15)
・iphone8で得するクレジットカード選び(10/1)
2017年10月のバックナンバーを購入する

2017年9月配信分
・熾烈化する 地方銀行のデビットカード発行競争(9/15)
・何かと話題のデビットカードって何?(9/1)
2017年9月のバックナンバーを購入する

2017年8月配信分
・三大家電量販店カードの選び方、使い方(8/16)
・陸マイラーの最新事情(8/1)
2017年8月のバックナンバーを購入する

2017年7月配信分
・クレジットカードの「延滞」が注目を集める理由(7/15)
・いま持つべきカードはこれだ!(7/1)
2017年7月のバックナンバーを購入する

2017年6月配信分
・Apple Payのその後(6/16)
・ジョブズと禅(6/2)
2017年6月のバックナンバーを購入する

2017年5月配信分
・新刊「Suicaが世界を制覇する」の紹介(5/15)
・急成長する電子マネー「iD」で商機を掴め(5/1)
2017年5月のバックナンバーを購入する

2017年4月配信分
・アップルペイとSuicaの本、完成まじか(4/15)
・新しい風はシリコンバレーから吹いてくる!(4/1)
2017年4月のバックナンバーを購入する

2017年3月配信分
・宮崎講演会の続報、アップルから反応が(3/16)
・宮崎の講演会でアップルペイの強さをみた(3/1)
2017年3月のバックナンバーを購入する

2017年2月配信分
・みずほ銀行の包括提携で得したカード、損したカード(2/15)
・定年前後でのクレジットカードの見直し方(2/1)
2017年2月のバックナンバーを購入する

2017年1月配信分
・Android Payと楽天Edyインタビュー(1/15)
・カード業界の盟主交代を予感するに至った核になる体験(1/1)
2017年1月のバックナンバーを購入する

【関連】日本の格差が固定する日。クレヒスで人生が決まる「スコア社会」の恐怖=岩田昭男

【関連】クレカ支払い滞納で「ブラックリスト」に載るとどんな不都合があるのか?=岩田昭男

【関連】「貯金をしなさい」はもうやめよう。学校では教えてくれない子どもの金銭教育=午堂登紀雄

本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2019年6月30日)
※太字はMONEY VOICE編集部による

初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中

達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場

[月額880円(税込) 毎月1日・15日配信]
世の中すっかりカード社会になりましたが、知っているようで知らないのがクレジットカードの世界。とくにゴールドカードやプラチナカードなどの情報はベールに包まれたままですから、なかなかリーチできません。また、最近は電子マネーや共通ポイントも勢いがあり、それらが複雑に絡み合いますから、こちらの知識も必要になってきました。私は30年にわたってクレジットカードの動向をウォッチしてきました。その体験と知識を総動員して、このメルマガで読者の疑問、質問に答えていこうと思います。ポイントの三重取り、プラチナカード入会の近道、いま一番旬のカードを教えて、などカードに関する疑問にできるだけお答えします。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。