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デマが生んだ品切れ、納豆にも。「茨城の感染者ゼロは納豆のおかげ」との憶測影響か

食品産業新聞は、令和2年2月の「納豆」「乳酸菌」「ヨーグルト」の売り上げがアップしたことを伝えた。

新型コロナウイルスの感染拡大で、免疫力を高める効果が期待されるこれらの食品に需要が集まったことに加え、政府の休校要請で家にいる子供の食事としての消費が高まったことも要因だという。

同紙によれば、1月に国立がん研究センターが「納豆をよく食べる人は死亡率リスクが低下する」という調査結果を発表後、売り上げが伸長。さらに1月16日に国内で初めて新型コロナウイルスの感染者が報告されると、2月3日週に2019年同期比9%増、2月10日週は2019年並みだったが、2月17日週は11%増と跳ね上がった。

また3月に入ってからは、「茨城県に新型コロナウイルスの感染者がいないのは納豆を食べているからだ」という“デマ”が広がり、店頭で品薄状態に。消費者庁が「新型コロナウイルス予防の効果を裏付ける根拠のある食品等は現時点でない」と発表するも、マスク、トイレットペーパーに続き、入手困難になる地域が出てきている。

デマが生んだ納豆の品薄はいつまで続くのだろうか。食品産業新聞は、納豆の生産メーカーは「人手が潤沢でなく、企業によっては商品を絞って対応している」「生産がひっ迫している」と伝えている。

Next: ジョークがデマに?納豆品薄を嘆く声



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Source: 食品産業新聞消費者庁
Image by: Shutterstock.com

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