マネーボイス メニュー

韓国「ハト餌やり禁止監視員」は工作員?謎の雇用創出で超監視社会に突入

韓国政府は雇用対策として、大まじめに「ハト餌やり禁止監視員」ほか驚きの仕事を生み出して国民に提供している。この裏には恐るべき計画も見えてくる。(『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』)

※本記事は、『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』2020年8月16日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

韓国政府が提供する「奇妙なお仕事」

今回は韓国版「ニューディール政策」の一環と思われる雇用対策について解説したい。

今まで韓国政府は、大学の電気消し忘れ監視員、山火事監視員など、我々の想像も付かないユニークな雇用を生みだしてきた。これらは高齢者の短期バイトだったわけだが、今回とりあげる雇用対策も似たようなものだ。

では、朝鮮日報から新たな雇用について見ていこう。

<韓国版ニューディールの雇用>

・ハト餌やり禁止監視員
・ベンチに付いている鳥のフンを落とす作業
・オートバイ騒音監視員
・ペットエチケット遵守ヘルパー
・(図書館等の)閲覧室の番
・1年に1回、浄化槽を掃除するように電話で促す業務
・紙の横断幕の出力
・自転車施設の破損点検
・湧き水周辺のゴミ拾い
・地方税納税広報要員
・敬老堂(老人いこいの家)の安全管理者
・野良猫捕獲担当者
・南北境界地域のフェンス管理員

私が運営するサイトの読者様がまとめてくれたものをそのまま持ってきたが、きっとこう思うだろう。え?これって虚構新聞のネタじゃないのか?と。

残念ながら、そうではない。これは朝鮮日報で8月7日に配信された記事で、雇用の箇所を抜き出したものである。もちろんソースを確認している。つまり、本当なのだ。

未経験者大歓迎。あなたならどの仕事を選ぶ?

確かにこれだけ列記されたものを出されたら、作り話だと思うだろう。掃除はともかく、ほかの雇用がおかしすぎる。

しかし、これは韓国の地方で、実際に募集されている内容らしい。

例えば、ハトの餌やり禁止監視員。これは文字通り、ハトの餌をやろうとする人間を監視する係だ。スキルや経験値などいらない。ただ、ハトに餌をやりそうな場所を巡回するだけ。

私がお気に入りなのは、オートバイ騒音監視員である。どうやら夜にオートバイの騒音がうるさいので、それを取り締まるものらしい。これはわりと危険な仕事のような気もする。

閲覧室の番というのはわかりにくいだろうか。これは図書館などで騒いでいる連中がいたら、静かにするように促す監視のお仕事だ。静かに本を読めということだ。

また、1年に1回、浄化槽を掃除するように電話で促す業務とあるが、これはただ掃除担当者にお願いをするだけだろう。仕事と言えるのだろうか?

Next: 監視員=エージェント。超監視社会の実現に向けたカモフラージュか?



真の狙いは「超監視社会」の実現か

このように新しい雇用は大きく分けて、「清掃」と「監視」の2つに分けられる。

そして、私はあることに気付いた。もしかして、文在寅大統領のグリーン・ニューディールとは、政府が意図的に「監視する社会」を構築するためのカモフラージュではないかと。

何しろ、前述したような見回りが「仕事」として認識されたら、一般人は気にしなくなる。つまり、監視しやすくなるのだ。

現在、韓国では、新型コロナウイルスの感染者にGPSをつけるなど、かなり個人のプライバシーが危うくなっている。

しかし、このような監視の仕事が増えれば増えるほど、国民の生活は些細なことまでも監視される状況となっていく。

監視の仕事はいくらでも増やせる。そして、その監視というのは結局、他人のプライバシーを盗み見るにはもってこいなのだ。

これが意図的に計画されていたものなら、韓国人は笑えなくなるだろう。そのまま突き進めば、ゆくゆくは共産化に突っ込むからだ。

つまり、韓国版ニューディールの真の狙いは、共産化を受け入れる体制の構築にある……とも言えるかもしれない。

ただの邪推な意見であるが、金を払ってまでボランティアレベルの雇用を生み出す背景には、何か裏がありそうだ。最初は笑って見ていたのだが、これに気がつくと恐ろしくもなってくる。

続きはご購読ください。初月無料です

【関連】韓国ホワイト国除外から1年、「日本を負かした」と喧伝する文政権を襲う経済崩壊=勝又壽良

<初月無料購読ですぐ読める! 8月配信済みバックナンバー>

※2020年8月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。

2020年8月配信分
  • 428回「韓国版ニューディール政策の一環?韓国のユニークな雇用に抱腹絶倒!」(8/16)
  • 427回「8月4日に日本製鉄の株式が現金可能となったが同社が即時抗告して長期化へ」(8/9)
  • 426回「イースター航空破綻は韓国航空危機のただの序章に過ぎない」(8/2)

いますぐ初月無料購読!


※本記事は、『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』2020年8月16日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

【関連】レジ袋有料化、経済危機に追い打ち。客にコストを押し付け、店の効率を阻害=斎藤満

【関連】「韓国滅亡説」に現実味。出生率激減で世界の研究機関が「最初に消える国」と警鐘=勝又壽良

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』(2020年8月16日号)より一部抜粋・再構成
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

[月額319円(税込) 毎月第1~4日曜日(祝祭日・年末年始を除く)]
数年ごとに起きるデフォルト危機。世界経済が後退すれば、投資家が真っ先に資金を引き揚げていく新興国市場。輸出依存が96%という恐ろしい経済構造。ヘッジファンドに玩具にされる韓国市場。中国の属国化へと突き進む2014年。並行してスタグフに悩まされる現実。そして、1100兆ウォンを超え、雪だるま式に膨らむ家計債務の恐るべき実態。経済の問題点とは何なのか?なぜ、また、第四次経済危機が迫っているといえるのか。それは読めばわかる!投資、ビジネス、教養、雑談ネタにも最適な、最も韓国経済の実情を知ることが出来るメルマガ。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。