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あの有名女性トレーダー“初脱ぎ”スラップ訴訟か。誰得ヌードで個人恫喝 勝ち目はゼロと推察 金融庁は黙殺?Nuts相場操縦疑惑に新展開も=山岡俊介

前回記事では、あの有名女性トレーダーがNutsの株価が上がらなければ「全裸になる」と投資ビギナーを煽って損切りさせず、仕手筋の売り逃げに協力していた可能性について書いた。件のトレーダーは、その記事をSNSでいいね・RTした者に対して、損害賠償請求訴訟を匂わせて恫喝している。結論から言うと、いいね・RTをした方は安心していただきたい。(『アクセスジャーナル・メルマガ版』山岡俊介)

【関連】あの有名女性トレーダー「ヌード確約」の怪。Nuts破産ハメ込みの裏事情=山岡俊介

※本記事は有料メルマガ『アクセスジャーナル・メルマガ版』2020年11月9日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:山岡俊介(やまおか しゅんすけ)
1959年生まれ、愛媛県出身。神奈川大学法学部卒。零細編集プロダクションに2年半在籍し、29歳で独立。91年『週刊大衆』の専属記者を務めながら『噂の真相』『財界展望』などを中心に記事執筆。主な著書に『誰も書かなかったアムウェイ』『アムウェイ商法を告発する』(以上、あっぷる出版社)、『銀バエ実録武富士盗聴事件』(創出版)、『福島第一原発潜入記 高濃度汚染現場と作業員の真実』(双葉社)など。

いいね・リツイートした人を恫喝

こんなことでいちいち記事にするつもりはなかったが、本紙の元に、「いいね」、リツイートして不安を感じる方から、本紙の見解を示してくれとのお願いのメールが寄せられたので報じる。

本紙では10月18日、「上場廃止の『Nuts』で――新人相手に煽るだけでなく、損切りさえするなと指導していた『ウルフ村田』」なるタイトル記事を報じた。そして、その記事が出たことを編集長の山岡個人のツイッターで告知した。

【関連】あの有名女性トレーダー「ヌード確約」の怪。Nuts破産ハメ込みの裏事情=山岡俊介

これには現在、200近くの「いいね」と、100少しのリツイートがされているのだが、これに対し、ウルフ村田が自身のツイッター(公式アカウント)で、この「いいね」、リツイートした人のデータをとってくれた人にお金を払うといい、また、「私の悪口にいいねつけた人からもお金取れるの?」と、名誉棄損に基づく損害賠償請求訴訟を匂わせ恫喝している。

そこで、これを見て驚き、不安を感じた方が、冒頭に記したように見解を求めて来たわけだ。

リツイートが名誉毀損と判断されたケースもある

本紙の見解をいうと、ただ「いいね」、リツイートしただけでも提訴され、損害賠償を払わされるケースはある。

本紙はそのケースを今年7月に取り上げたことがある。元大阪府知事の橋下徹氏が、「橋下氏が知事時代に幹部職員を自殺に追い込んだ」とする投稿をリツイートしたケースだ。

だが、この投稿は裏づけが取れない匿名の者によるものだった。そして、提訴されたジャーナリスト・岩上安身氏は約18万ものフォロワーがいた(=大きな拡散影響力を持っている)。

証拠・告訴内容を確認している

これに対し、ウルフ村田は本紙記事はデタラメといっているが、本紙に告発があり、「損切り」するなと指導を受け「Nuts」株でほぼ全財産を失ったと訴えるだけでなく、実際にウルフ村田とやり取りしたメールなどの証拠を提示され、それを確認し、その告訴内容は信じるに足ると本紙は判断したから記事にしたのだ。その告発者が現在、民事、刑事両方で訴えるべく動いているのも事実だ。

こちらは匿名でなく、住所も電話番号も明かしているのだから、本当にデタラメというなら告訴すればいい。

Next: 「いいね・リツイートした方は安心していただきたい」



「いいね・リツイートした方は安心していただきたい」

だが、繰り返すが、本紙は取材し、少なくとも信じるに足ると判断したから記事にしている。

デタラメでないことを拡散(しかも、ウルフ村田は株関係では大きな影響力を持ち公益性もある)して名誉棄損に問われるわけがない。

これが本紙の見解だ。したがって、「いいね」、リツイートした方は安心していただきたい。

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2003年12月2日、世界有数の億万長者、「武富士」会長(当時)・武井保雄を塀の中に追いやったジャーナリスト・山岡俊介が、政・官・財を始めとするあらゆる“悪”に鋭く切り込みます。

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