【まるで絵本の世界】桜と菜の花が一度に楽しめる、よくばり花見スポット3選

2015.03.19
by kousei_saho
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菜の花と桜の競演名所特集

季節は春、日本列島にいよいよ桜のシーズン到来です。今回は桜と菜の花の競演が楽しめるスポットを開花が早い順番にご案内しましょう。

長崎県 白木峰(しらきみね)高原
長崎県 白木峰高原 長崎県観光連盟

長崎県 白木峰高原 長崎県観光連盟

初めにご紹介するのは「白木峰(しらきみね)高原」。長崎県諫早市の知る人ぞ知る競演名所です。

山肌を埋めつくす10万本の菜の花の黄色に桜の薄紅色、そして遥か遠くに望む有明湾の淡い青色。三色のコントラストを楽しみながらさらに遠方に目をやると、雲仙普賢岳の勇壮な姿も。海、山、花のコラボレーションは他の景勝地の追随を許しません。

埼玉県 権現堂桜堤
権現堂桜堤 KPG Payless2/Shutterstock

権現堂桜堤 KPG Payless2/Shutterstock

続いては首都圏、埼玉県幸手市の取って置きの名所「権現堂桜堤」。3月28日(土)から4月12日(日)まで開催される「幸手桜まつり」の会場です。

堤に1kmに渡り植えられたおよそ1000本のソメイヨシノと土手に広がる無数の菜の花は、権現堂を関東屈指の観桜場とし、例年70万人以上の人々を集める観光地にまで押し上げました。両サイドに桜が咲く堤の上はまさに“桜のトンネル”で、「どこよりも贅沢な桜吹雪に出会える」と評判を呼んでいます。

福島県 合戦場(かっせんば)のしだれ桜
福島県 合戦場のしだれ桜 KPG Payless2/Shutterstock

福島県 合戦場のしだれ桜 KPG Payless2/Shutterstock

今回最後の登場は、福島県二本松市に立つ「合戦場(かっせんば)のしだれ桜」。一本の木のように見えますが、実は二本が寄り添うように並んでいます。そのため別名「夫婦桜」とも。

樹齢170年とも言われるこのベニシダレザクラ、根を張る地が八幡太郎義家と安倍貞任・宗任との合戦場と伝えられているため、この名で呼ばれるようになりました。車で30分ほどの場所にある日本三大桜のひとつ・三春滝桜の孫木という名血統でもあり、そのままの美しさを引き継いでいます。

どちらも童謡に歌われる桜と菜の花を愛で、幼き日に想いをやる――。そんな旅に、あなたも出かけてみませんか?


<オススメ旅情報>

権現堂桜堤について

幸手市観光協会公式HP内。大正時代の写真なども楽しめます。

白木峰高原
長崎観光連盟が運営するサイト。菜の花咲き誇る高原の映像を楽しめる動画も。

●合戦場のしだれ桜
二本松観光協会によるサイト。こちらでも動画が(音が大きいので音量を絞ってどうぞ)。


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