「エステ」の語源を辿ってわかった、シンプルかつ奇跡の美顔マッサージ法

2015.10.14
by NozomiK
 

その美容術をエステティックと呼んだ

そのフランス人女性は名をニノン・ド・ランクル(ランクル夫人)といいます。
この方は今から約300年程前のフランス、ルイ14世時代を生きた女性であり、職業は高級娼婦でした。
娼婦といっても教養がある社交界のマダム的な存在。それだけに多くの男性に言いよられる魅力もあったのでしょう。

そんな中、ある噂がルイ14世の耳に入り呼びだされます。しかも彼女は投獄されそうになるんですね。
なぜならそのときすでに齢70歳を迎えていた彼女は、見た目が30歳にしか見えず(!)、若い男性や世間を惑わせているとの噂が耳に入ったから。

何か怪しげな術使いというか魔女のような存在として呼びだされたのでしょう。

しかし、実際に彼女を一目見たルイ14世、その若さと美貌に驚きます。
そしてあらゆる権力を手にした彼が唯一望む”若さ”の秘訣こそ、このランクル夫人が握っていると考え、投獄どころか逆に教えを請うたのです。「先生!教えて下さい!」・・・と言ったかどうかはわかりませんが。

で、そこで彼女がルイ14世に伝えた美容術に対し、「エステティック」という美学を表す用語が用いられ現代に至っているんですね。

元々エステに興味を持ったのは女性ではなく、男性だったというオチです。

それだけ今回のテーマである”美”は、すべての人が求めるべき管理値の一つだということがわかりますね。

さて、それではこの美容術、一体どうやるのか?
ま、これは「ランクル夫人 マッサージ」で検索すればいろいろ出てきます。

このマッサージのポイントは非常にシンプルで、ある一点だけがポイントなのです。
それは首の「のどぼとけ」の下にある「甲状腺」を刺激し、若返りホルモンを活性化することにあります。
首を中心に手のひらでこするのですが、それはあくまで甲状腺への刺激のためであって、表面的に皮膚を擦ることが目的ではありません。
だから特にクリームやオイルも必要ないと考えています(それだけ皮膚に優しくこする)。

▼ まず手のひらを強く2~30回擦り、摩擦熱を持たせる
▼ 上を向き、熱い両手のひらを耳の裏にあて、喉元へ擦り下ろす
▼ 右上を向き、右手のひらを喉元へあて、左耳の裏へ擦り上げる
▼ 今度は顔を左上に上げて同様に

以上の擦り上げ、下ろしはそれぞれ20〜30回、朝晩に行います
改めて言いますが、目的は甲状腺への刺激なのでむやみに皮膚を擦らないこと

また、ユニークなのは施術前に手のひらをこすることですかね。実はこの手のひらをこするという行為が、この技術を偉大たらしめているポイントだと思っています。

image by: Shutterstock

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