例えば、先ほど出てきたアニマル浜口の「気合いだー」という口癖は、思いっきり浸透しているので、「気合いで乗り切ろう!」というようなイベントの際にアニマル浜口はすぐにゲストとして呼ばれます。
そのイベントの趣旨を連想するゲストの場合は、こういうその人の「意味の口癖」にかかることが多いです。
ということは、その人は「意味の口癖」によって新たなギャラを稼いでいるということです。
東国原英夫元知事の「どげんかせんといかん」とか、林修先生の「今でしょ!」などの流行語も同じで、「意味の口癖」だから、流行り廃りに関係なく、その意味の番組やゲストに必要とされる存在になります。
自分の口癖がそういう「意味の口癖」の場合は、自分の思いや考えがそこに意味として乗っているので、その口癖を恥ずかしがることはありません。
どんどん言い続け、社内や業界に浸透するほど発信し続ける。
その意味が、必要とされる時がやがてやってきます。
また、そういう「意味の口癖」を持っていない人も、「だったら、こういう口癖を言い続けてやる!」という「意味の口癖」を意識的に作ってみるのもいいかもしれません。
言い続ければ、その思いが必ず形になります。
【今日の発想源実践】(実践期限:1日間)
- 自分の信念や想いを反映した「口癖」を5とおりほど考えてみて、ノートに書いてみる。
- 周囲の社員たちにも真似されやすいような口癖にする。
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