【書評】世界一の投資家・バフェットが「買い」を勧める株とは?

 

「誰かが木陰でひと休みできるのは、遠い昔に別の誰かが木を植えたから」

「リスクは、自分が何をしているか、理解していないことから生まれる」

「自分より優秀な人間とつき合うことだ。行いの良い者を友人に選べば、自分自身も自然と良い方向へ流されていくだろう」

「ルールその1:絶対に損をしないこと。ルールその2:『ルールその1』を忘れないこと」

「大きいけれども解決可能な一度かぎりの問題に優良企業が直面したとき──それが投資の絶好のチャンスだ」

「購入する前に事業内容を精査し、その経済的特性に十分な安心感が持てたなら、集中投資のほうがリスクは下がる」

「必要のないものを買えば、必要なものをすぐに売らざるをえなくなるだろう」

「仮に10年間、取引が停止しても、持っているだけで心から幸せだと思える株だけを買いなさい」

「株式市場はストライクアウトのないゲーム。すべての球を打とうとする必要はない。好きな球が来るまで待てばいい」

「企業の過去の栄光に投資しても、今の利益は生まれない」

「賢者が最初にやることを、愚者は最後にやる」

「悪い人間と良い取引はできない」

「金持ちは、わが子が何をするにも困らない程度の財産は遺すべきだが、何もしなくていいほどたくさん遺してはいけない」

「大事なのは、自分が穴の中にいると気づいたら、穴を掘るのをやめることだ」

「企業評価の最も重要な算出基準は『価格決定力』だ」

「髪を切るべきかどうか、床屋に訊いてはいけない」

「最上級の品物を持っている人間が誰よりも幸せとは限らない。本当に幸せな人間とは、自分の持ち物の良さをちゃんと理解している人間だ」

じつは土井も本書の最後に解説文を書いていますが、それもバフェットの名言が読者の人生のあらゆる局面で、貴重なヒントになると信じているから。

「オマハの賢人」バフェットの名言を、ぜひお楽しみください。

image by: Shutterstock

 

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著者はAmazon.co.jp立ち上げに参画した元バイヤー。現在でも、多数のメディアで連載を抱える土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介する無料メルマガ。毎日発行。
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