上司に「いいからやっておいて」と言われたことがある人のヤバい末路

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上司から仕事を振られた時、「いいからやっておいて」と言われたことがある人、要注意です。無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんによると、それは「オマエはバカ」の意味なんだとか。なぜ? 上司サイドの言い分が詳述されています。

イイからやっておいて、と言われたらヤバい

仕事を部下にやってもらう際には、一度はちゃんと説明をします。ここで言う説明とは、

・何をするのか?
・どうやるのか?
・業務のウラ側にある意図は何か?
・期限はいつか?
・評価ポイントはどこか?

のような項目で、一応やるのならそれなりに納得をしてやって欲しいからで、納得をしてからやれば真剣に取り組むだろうと思ったからなんですが…、ところが理解力って人によっててんでんバラバラなんですよね。理解力がない人って人の話を聞かずに、自分の都合だけをアピールするので堪らんのですよ。

・いま抱えている業務がどれだけ重いのか
・毎日どれだけ残業しているのか

なんてアピールは当たり前で、ここにトンチンカンな質問が加わると、この人に説明をするのはメンドーだなぁと思ってしまうのも仕方ありません。そういう人に対する伝家の宝刀は、

「これ業務命令だから、イイからやっておいて

と突き放すのです。ま、そっちの事情は事情でどうでもイイから、これを先にやっておいてね、と言うのです。これは直訳すると、「オマエはバカだよ」ということと同義語なんですね。上司にこれを言われたことがある人は要反省です。

上司と折り合いが悪い人って、上司から見たらこういうポイントで、

「あいつと話をするのはメンドーなんだよね」

って思われている人だったりします。こういう人の特徴って、とにかく人の話を聞かないんです。説明の途中で質問をして来たりするんですよ。だからその質問の答えはこれからの話に入っているから黙って聞いてくれよ、って思うわけです。

もうひとつの特徴は、「とにかくやりたくない!」という姿勢をアピールすることです。サラリーマンは誰しも忙しい、ヒマでヒマで仕方がないんだよね、なんて人はほとんどいないんです。みんな手一杯でやっている、そこに新しいタスクが落ちて来たらそれはご遠慮申し上げたくなるのもわかるんですが、ここで大事なことを教えておくと、仕事は「後入れ先出しの法則で動いているんです。昨日上司からやっておいて、と言われた仕事があって、今日の朝出社したら同じ上司から全然別の仕事を頼まれたとしたら、それは今日の仕事のほうが優先順位が高いということです。

この法則に従うと、1か月前に頼まれた仕事なんて、上司のほうでも頼んだことを忘れていたりするかもしれないって話です。いま懺悔すると、私にはそうやってなんとなくうやむやにして葬り去った面倒な業務がいくつもあります(笑)。そこを指摘されて叱られるよりも、「ま、イイからやっておいてよ」と突き放されるほうが長期的には大損だと思うんですよね。これって最後通牒みたいなものですから。

image by: Shutterstock

 

サラリーマンで年収1000万円を目指せ。
著者/佐藤しょ~おん
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て無料で公開。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信する。
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