また、ある民泊実施者は、なんと中央官庁の国家公務員。事実を突き付けて、やめるように言っても、予約が入っているからと、のらり、くらり、引き延ばそうとします。理事長が、職場に言いつけると言って、やっとやめたといいます。
なにしろ、国が強力に推し進めている民泊ですから、法律にも、管理規約にも反しているものでも、やっている方は強気です。
民泊は、今や目先の利く人の、やらなくちゃ損のサイドビジネスです。お金になりさえすれば、どんなことをやってもOK。証拠をつかまれないようにして、プライバシーを楯に脅しを掛ける、どうしても面倒なことになったら、さっと逃げればいい…、こんな人たちに、管理組合は翻弄されているのです。
人の迷惑を何とも思わず、嘘で固めて、お金になれば何をしてもいいと思う人をたくさん生み出して、どうするんですかね。管理組合がんばれ!
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『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』
マンションのことなら誰よりもよく知る廣田信子がマンション住まいの方、これからマンションに住みたいと思っている方、マンションに関わるお仕事をされている方など、マンションに関わるすべての人へ、マンションを取り巻く様々なストーリーをお届けします。
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