いすゞ自動車も進出。日本経済の鍵を握る「親日国」とは何処か?

 

今後ますますの発展が期待

企業進出の流れとしては、中小企業の誘致にも積極的。ウズベキスタンの周辺国は資源で稼ごうとしているが、資源だけでなく工業も強化している。日本企業の進出としてはいすゞ自動車がバスを輸出しており、ウズベキスタンで走っているバスの大半はいすゞ自動車製である。自家用車は以前は大宇という韓国企業が進出していたが、GMにとって変わったため走っている自動車の大半がGM車だ。

今後、規制が緩和されるようになるとさまざまな企業が参入しやすくなるだろう。日本が得意とする家電や建設業界が進出する可能性もある。成長著しく、ウズベキスタンの人びとはまだまださまざまなものを欲しているので日本企業が進出するチャンスもある。その上、ウズベキスタン自身も招致したいと思っていることだろう。

※ブログには本文のほかにウズベキスタンで撮影した画像等を合わせて掲載しております。ご興味のある方は合わせてご覧頂けると幸いです。

時代を読む 

※なお、上記記載のナボイ劇場建設秘話に関するノンフィクション『日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てた』を9月30日に角川書店より上梓しております。ご興味のある方は、書籍特設サイトもあわせてご覧頂けると幸いです。

『日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てた』特設サイト

(TBSラジオ「日本全国8時です」5月24日音源の要約です)

image by: Anton_Ivanov / Shutterstock.com

 

ジャーナリスト嶌信彦「時代を読む」
ジャーナリスト嶌信彦が政治、経済などの時流の話題や取材日記をコラムとして発信。会長を務めるNPO法人日本ウズベキスタン協会やウズベキスタンの話題もお届けします。
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