激辛なのにまた食べたい。中毒者続出「蒙古タンメン中本」のヒミツ

 

復活を熱望されていた中国料理中本は、常連客だった白根さんによって2002年2月、「蒙古タンメン中本」として復活。 その後、店の業績は伸び、現在では本店の他にいくつも店舗を構えるまでに成長した。

「よくね、ラーメンは日々進化しているから毎日味が変わる、という話を聞くけど、蒙古タンメンはオヤジさんから数えて40年の歴史がある。完成した味だから、変える必要もない。 この味を変えずに守っていくことこそが、オレの仕事だと思います」

unnamed-1 copy

蒙古タンメンよりさらに辛い「北極ラーメン」のスープを作る白根さん。1日に使用する一味唐辛子は、1店舗あたり8キロにもおよぶ

鉢巻きのの文字は、先代と先代の味を愛してくれたお客さんに対してその味を頑固に変えないという誠意」が浮かび上がったもののようにも見えた。

 
Shop Data
『蒙古タンメン中本 上板橋本店』
所在地/東京都板橋区常盤台4-33-3 浅香ビル201
営業時間/10:40~翌2:00、無休
アクセス/東武東上線上板橋駅下車すぐ
http://www.moukotanmen-nakamoto.com/
 
*2009年『新しい飲食店開業』掲載記事を加筆して転載しました

 

『温泉失格』著者がホンネを明かす~飯塚玲児の“一湯”両断!』より一部抜粋

著者/飯塚玲児
温泉業界にはびこる「源泉かけ流し偏重主義」に疑問を投げかけた『温泉失格』の著者が、旅業界の裏話や温泉にまつわる問題点、本当に信用していい名湯名宿ガイド、プロならではの旅行術などを大公開!
≪無料サンプルはこちら≫

print
いま読まれてます

  • 激辛なのにまた食べたい。中毒者続出「蒙古タンメン中本」のヒミツ
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け