誤差わずか1日。地震予測のプロはなぜ北海道地震を予測できたか?

2016.06.20
by まぐまぐ編集部
 

今回の地震をほぼ的中させたメルマガとは?

今回の震源となった北海道地方は、大規模地震の恐れがある場所として、あまり認識されてなかったエリア。ただ、地震の予知・予測を行う民間団体のなかには、今回の地震をしっかりと予測していたところもあった。

そのひとつが、独自の「短期地震予測」をメルマガ『地震解析ラボの「週間地震予測情報」』を通じて提供している地震解析ラボだ。

地震にともなって発生する電離層擾乱を、VLF電波の観測によって察知し、それに基づいた地震予測を行っている当団体。ここ最近は、北海道・東北エリアで電波の異常がみられる箇所があったことから、6月4日~6月15日にかけて当該エリアでマグニチュード5.5程度の地震が発生する可能性があると、メルマガ上で予測していた。その結果、発生時期こそ一日だけズレたものの、発生エリア・規模とも予測に成功する格好となった。

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いっぽうで、今回の地震が発生した北海道道南・青森県を、今後の推移を見守るべきエリアとして挙げていたのが、民間による地震予測のパイオニア的存在であるJESEA(地震科学探査機構)。6月15日に配信されたメルマガ『週刊MEGA地震予測』では、道南から東北北部にかけて、地表が他エリアと比べて大きく南方向へ変動していると指摘している。

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先の熊本地震の際もそうだったが、大きな地震があまり起きないとされているエリアでも、起こる時は起きてしまうのが、地震の怖いところ。自分の住んでいる場所は大丈夫だろう……とお思いの方も、これらの地震予測メルマガから得られる情報を参考にして、警戒レベルを少し上げてみてはいかがだろうか。

image by: Shutterstock.com

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