米国にピザやブリトーの自販機が登場。「自動化するアメリカ」の裏事情

 

 手作りのブリトーが自販機で買えちゃう「Burritobox」

https-%2F%2Fblueprint-api-production.s3.amazonaws.com%2Fuploads%2Fcard%2Fimage%2F109264%2FScreen_Shot_2016-06-07_at_1.33.14_PM

image by: Burritobox

2014年にロサンゼルスにお目見えしたのが、メキシコ料理ブリトーの自販機「Burritobox(ブリトーボックス)」。

熱々のブリトーにワカモレ、サルサ、サワークリームとホットソースが添えられてでてきます。

すでに現在ではハリウッド近郊やウィスコンシン州などに25台のブリトー自販機が設置され、さらに今後は50台以上が設置予定とのこと。

あのニューヨークの中心街「グランド・セントラル駅」でも通勤者のための自販機が置かれる予定だそうです。

創立者は30歳のデニス・コチ氏。

「これは自販機ではなく、“自動化されたレストラン”なんです。このブリトーは手作りなんですよ」

この自販機で売られているブリトーは、レストランで出すものと同じキッチンで作られたもの。

キッチンで作られたブリトーは鮮度を保つために急速冷凍し自販機に入れる前に解凍します。

スタッフが1日1回鮮度確認を行うそうです。

綿密なプロセスを経ての自販機販売。

このオレンジ色が目立つブリトーボックスは、”ハイテクを越えた”自販機と呼べそうです。

タッチスクリーンはもちろんのこと、携帯の充電器付き、そしてトラブルがあった際にはオンラインでのカスタマーサービス部隊を設置しています。

そして、ブリトーが出来上がるまでにはたったの90秒しかかからないそうですし、待っている間にはミュージックビデオを楽しむこともできるとのこと。

さらに嬉しいのはあまーいシナモンロールで馴染みの「Cinnabon」も購入できるそうです。

恐るべしブリトーボックス。

隙のないサービスで顧客を魅了するのも納得です

そして、ツイッター上では盛り上がりをみせています。

「私の部屋にブリトーの自販機欲しいよ〜!」

「ブリトーの自販機だってよ。本当だぜ」

「アメリカにいる誰かが最高のアイデアを実現したよ。みんな、ブリトーの自販機だって!」

「自販機から熱々のブリトーをゲットできる世界に住みたいと思ってたんだよね」

「必要なもの:ブリトーの自販機!」

回転レーンと握り寿司マシーンを導入した「Sushi Station」

10888640_895532497160729_2914360449676422951_n

image by: Sushi Stationの公式フェイスブック

米イリノイ州にある回転寿司「Sushi Station」では、ドーム型ケースの回転寿司レーンを導入しています。

この回転レーンにかかった費用は1万9千ドル(約200万円弱)。

握り寿司を作る機械も使用

1日に約1000巻を作っています。

2009年には、国際食品工業展「FOOMA JAPAN」でロボットシェフが紹介され話題となりました。

print
いま読まれてます

  • 米国にピザやブリトーの自販機が登場。「自動化するアメリカ」の裏事情
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け