体力の限界。アベノミクスが「失敗」を認めることで得られる活路

 

中庸が必要

社会の利害が入り組んでいるので、徐々に変革していくことで、早く問題点を見つけて、対処することが必要であり、極端に振れる時は、弊害は何かを見る必要だある。

論語に、中庸という観念があるが、極端に触れずに徐々にバランスを取りながら社会構造を変革していくことである。

欧米社会は、極端な政策に振れてしまうことが多いので、そのときは徐々に日本は変革して、欧米の様子を見ていて、弊害を早く見つけて、その部分を修正した政策にして、実施することである。

新自由主義も、竹中さんが積極的に推進していたが、多くの日本国民の抵抗で徐々にしか実行できなかったので、欧米が問題点を明確化させてくれたのである。これで、日本国民は新自由主義から脱却できるのである。国民全体の富をアップする新自由主義前の政策に戻れることになる。

中庸が重要であるということである。

さあ、どうなりますか?

image by: Drop of Light / Shutterstock.com

 

国際戦略コラム有料版』より一部抜粋

著者/津田慶治
国際的、国内的な動向をリアリスト(現実主義)の観点から、予測したり、評論したりする。読者の疑問点にもお答えする。日本文化を掘り下げて解析して、今後企業が海外に出て行くときの助けになることができればと思う。
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