挫折する中国の野望。いま日本に残された最善の道は「時間稼ぎ」

 

中国は、「経済崩壊」で「凶暴化」している

さらに同記事は、「中国経済がメチャクチャ深刻な状況にある」ことを示すデータをあげています。

経済が減速するなかで、中国当局は人民元安をあえて容認してるフシもあるが、思惑通りに輸出は伸びていない。7月の輸出は前年同期比4.4%減、内需も振るわず、輸入は12.5%減だった。1~7月の累計でも輸出は7.4%減、輸入は10.5%減と大きく前年割れしている。
(同上)

1~7月期、輸出は7.4%減少、輸入は10.5%減少(!!!)。中国の経済統計はまったく信用できませんが、貿易統計は正確です。なぜかというと、「相手国」がいるので、ごまかしがきかない。

輸出も、輸入もこれほど激減しているのに、「今年も7%成長」などということがありえるでしょうか? もちろんありえません。ここまで経済が苦しくなると、

「共産党一党独裁のおかげで経済は成長する」という「神話」「正統性が崩壊します。

習近平は急いで新たな「正統性」を創造しなければならない。それが、「南シナ海」「東シナ海での攻撃性」につながっているのでしょう(中国は、米帝、日帝、フィリピン、ベトナム、インドネシアなど、中国固有の領土、領海を狙う邪悪な国々に包囲されている。この勢力を撃退できるのは、中国共産党だけであ~~る)。

日本は、中国からの攻撃を、忍耐強くかわし続ける必要があります。もちろん人民解放軍が尖閣を侵略したら即座に排除する必要はありますが。しかし、日本に必要なのは、「時間稼ぎ」です。中国共産党による一党独裁体制は、もはや崩壊に向かい始めたのですから。

時間は日本の味方」なのです。

 

ロシア政治経済ジャーナル
著者/北野幸伯
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