マンション管理士が耳打ち!中古マンション購入前に確認すべき3項目

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近年、中古マンションを自分たちの好きなようにリノベーションし購入するのが人気となっています。しかし、すべてのマンションでそれが可能かというとそんなこともないらしく…。これまで多くのマンショントラブルの相談を受けてきた、無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』の著者・廣田信子さんは、中古マンション購入時に絶対に確認すべき3つのポイントを挙げ、不要なトラブル防止を呼びかけています。

中古マンション購入で絶対に確認してもらいたいこと

こんにちは! 廣田信子です。

『お金』のない中古マンションは買うな。これさえ守れば失敗しない」では、中古マンションの購入時の注意として、お金を持っていない、必要な積立ができていないマンションは要注意という話をしました。

様々なトラブルの相談から、他にも、中古マンション購入時に絶対に確認してもらいたいことが3つあります。

一つ目は、スラブ厚です。特に、子育て中のファミリーは、床のスラブ厚壁厚を確認してください。古いマンションをリノベーションして購入するのがだいぶ人気になってきましたが、古いマンションの中には、スラブ厚、壁厚がかなり薄いものがあります。特に床スラブのコンクリート厚130mm以下というようなものは、絶対に避けてほしいと思います。子供の走る音等が、かなりの確率で騒音問題になります。

前の住民が大人ばかりだった場合、直下の住民は、子供の騒音に耐性がありません。最低150mm、できれば、180mmほしいと思います。工法で防ぐにも限りがあります。スラブが薄いのはかなり致命的になります。

騒音問題は、安心で快適な暮らしの根底を揺るがすものです。子供を叱っているだけの毎日になってしまうかもしれません。他の条件で妥協しても、絶対にここは妥協しないでもらいたいと思います。

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