クレイジーすぎる。日本人医学博士がNYですれ違ったアブナイ男たち

 

【エアライフル男】

最後に、これはつい最近の話です。この時もマンハッタンの朝のミッドタウンを歩いていた時のことです。大通りの横断歩道を、僕は渡り始めました。

すると左前方から、タンクトップ・短パン・ビーサンの姿のかなり太った男性が横断してきました。その男性も、軽く斜めに僕の方へと向かってきています。

僕は何度か横断歩道で嫌な思いをしているので、今回は警戒しています。しかし、その男性は僕を見ている様子はありません。なので、僕は気にせず歩き続けました。

そしてその男性と距離が近づいて、すれ違う瞬間です!その太っちょはその図体からは想像もできないスピードでクルリと僕の方を向き、「シャキーン!」と銃を構えたのです!僕は「わっ!(@_@)」と驚いてその男を見ると、照準を狙う男の目と僕の目が合いました!「うげっ!」と思った瞬間、僕の目の焦点がその男の手に合いました。すると、男の手には銃がありませんでした(笑)。要するに「仮想(エア)銃」でした。

けれども、その男が構えている「仮想の銃」は拳銃ではなくて、ライフルのような大きな銃なのです!拳銃ではなくてライフルを構えるような動きをされたら、誰だってびっくりしますよ!「なんでライフルやねん!」とつっこみたくなりましたが、ライフルを構えたその男の眼光がやけに鋭く、びっくりした僕はとっさにはつっこみが出ませんでした。

僕が唖然としていると、その太っちょは「銃口」の向きをくるっと変え、信号で停車している車に向けました。ドライバーもぎょっとした顔をしていましたよ。

皆さんも、横断歩道で突然こんなことに遭遇したら、くれぐれも気をつけてくださいね。

 image by: littleny / Shutterstock.com

 

しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」

著者:しんコロ
ねこブロガー/ダンスインストラクター/起業家/医学博士。免疫学の博士号(Ph.D.)をワシントン大学にて取得。言葉をしゃべる超有名ねこ「しおちゃん」の飼い主の『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』ではブログには書かないしおちゃんのエピソードやペットの健康を守るための最新情報を配信。
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