続・タクシーの闇。運転手が暴露した「カード払い」を拒否する真の理由

 

運転手A「どうやら、そのお客さんは愛人宅へ仕事終えてから向かったみたいです(苦笑)。電話の内容で分かりました。結局、お客さんの運転免許証を逃げられないための保険としてお預かりし、彼は愛人の住んでいる部屋へ残金分を取りにいってなんとか現金支払いで済んだんですけど、クレジットカードの端末使って照会したりしている時間が本当に嫌でした。限度額超えて使えないっていうのにお客さんからは、”もう1回照会してみてくれ!”など、何度か使えるか試したりして時間だけ無駄に費やされていく酷いありさま。タクシーを止めていた場所が国道とお客さんは言ってたんですが、世田谷区内の環七でして、3車線の場所ではあったんですがイエローラインが引かれている場所ということから左側走る左折しようとしているトラックからはクラクション鳴らされたりとても大ヒンシュク状態で10分以上停車していたんですよ。もうそれから、私はクレジットカード使用可能な車両はパスするようになったんです」

吉田「それは酷いですねぇ。この状況ですと、お金が足りなくて愛人宅から残金分をさっさと取りに行けば3分程度で済んだ話じゃないでしょうか?」

運転手A「おそらくそうですよね。クレジットカードの端末を使うだけでも時間かかるというのに、限度額超えで使えないとかがあるとそこで面倒な事態になってしまった悪いサンプルだったりします(苦笑)」

吉田「結論としましては、交通渋滞を生んでしまう原因にもなる停車中のタクシーが、さらにクレジットカードの支払いが発生することで余計に渋滞を生む悪循環が発生すると」

運転手A「なんだかトゲのある言い方ですねぇ。まぁ実際そうなので私からは反論できませんが、タクシーが渋滞を生むのは認めます。お客さんを乗せるために空車の時は左側をゆっくり走りますし信号ではなるべく横断歩道の手前の停止ラインに止まるように走行して先頭になるよう心がけてますからね。この一件で私はストレスを抱えてしまいまして、クレジットカードの支払いは拒絶するようになったんです(笑)」

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