私は人生は終活からすべきなのではないかと思っています。
終活とは
「人生の終わりのための活動」
の略で、人間が人生の最期を迎えるにあたって執る様々な準備やそこに向けた人生の総括を意味する言葉です。
今という地点から未来を思い描きつつ、理想の死の場面を想像し未来から今に遡ってしたいことやしなくてはいけないことをみつけ、行動していくことで死期が近づいた時にやり残したと感じることが少なくなるのではないでしょうか。
もちろん、理想の死を想像したとしてもその場面を迎えられるわけでなく、事故や病気で今日死んでしまうこともあるかもしれません。
だからこそ、自分の人生の理想の死の場面を想像しながらも、一日を一生と考え今日という日に悔いが残らないように生きる姿勢が大切なのではないかと思っています。
時間は無限ではなくいつか終わりがくる…
当たり前のことですが、若い頃や健康な時には真剣に死について考える機会は少ないと思います。
死について真剣に考えることは真剣に生きることと同じことだと思うのです。
死ぬまでをどう生きたいのか…
そう考えれば、自ずと、自分の考えや選択することが決まってくるように思います。
そのためにも、先ずは今現在の自分の状況を金銭も含めて把握することが大切なのではないでしょうか。
あなたは自分自身が一日にいくら使っているか、そして、特に一カ月でいくら使っているかを認識しているでしょうか?
消費が浪費にならないために、現状のお金の使い方の全容を把握することが大切です。
お金を大切に使うために先ずは節約できるところを見つけましょう。
何かを買う時には一度立ち止まり、本当に必要なのか考える癖をつけるようにするといいでしょう。
なんとなくお金を稼いでなんとなく貯金してなんとなく消費することが良いこととは思えません。
そのためにも投資、貯金、消費…何のためにお金を使うのかを明確にするようにしましょう。