肉親が実権?トランプ政権の危険性を軍事アナリストが指摘

 

既に西恭之氏(静岡県立大学特任助教)が11月10日にツイートしているように、日本のマスコミ報道には誤報も出はじめています

トランプ政権の国防長官候補にフリン退役陸軍中将を挙げる報道もあるが、現行法は彼(2014年退役)のような退役直後の軍人を国防長官に任じることを禁止している。合衆国法典第10編によると国防長官・副長官・政策担当次官には退役後7年、陸海空軍長官には5年経つまで任用できない(西氏)

誤報に気がついて修正したものの、このフリン氏の入閣を書いた新聞もありました。

(前略)国防長官には、前国防情報局(DIA)局長で退役陸軍中将のマイケル・フリン氏、現職の共和党の上院議員で初めてトランプ氏への支持を表明したジェフ・セッションズ氏らが候補に挙がっている。(後略)(11月10日付け産経新聞)

私がニコニコチャンネルで楊井人文弁護士(日本報道検証機構代表)とお送りしている『今月の誤報』のタネは、ますます増えそうです。

(小川和久)

ニコニコ生放送告知】 

タイトル:小川和久の『NEWSを疑え!』 今月の誤報「2016年11月」 

放送予定:2016年11月18日20時~ 

番組URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv281360223 

チャンネルページ:http://ch.nicovideo.jp/ogawakazuhisa

 

image by: lev radin / Shutterstock.com

 

NEWSを疑え!』より一部抜粋

著者/小川和久(軍事アナリスト)
地方新聞記者、週刊誌記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。国家安全保障に関する官邸機能強化会議議員、、内閣官房危機管理研究会主査などを歴任。一流ビジネスマンとして世界を相手に勝とうとすれば、メルマガが扱っている分野は外せない。
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