京セラ・稲盛和夫氏に学ぶ。自他ともに幸せになる「6つの教え」

 

廃悪修善」とは、これらの悪をやめて善に向かうということです。あなたはすばらしい力をお持ちなのですから、今まで以上に六度万行を心がければ、ますます力が発揮され、まわりの人もあなた自身も幸せになること請け合いです。(京セラの稲盛さんも、きっとそれを活かして経営において大成されたわけですね)。

これを、仏教では、「自利利他(じりりた)」と言われます。「自利」とは、自分の幸せ、「利他」とは、他人を幸せにするということです。

「自利利他」とは、他人を幸せにするままが、自分の幸せになる。自分が幸せになれば、一人じめしてはもったいない。その喜びから人にも幸せを届けずにおれない。自利のままが利他になる。利他のままが自利となる。これが大乗の「菩薩道」です。

自分のことばかり考えている人は必ず破滅します。因果の道理にしたがって、自利利他の道を輝く未来へ向かいましょう。

ぜひ六度万行の表を紙に書き、よく見る壁にはって、自分でいえばどういうことなのか、毎日の様々な場面で今までよりちょっとでも多く実行してみてください。

また、もし子供さんがおられれば、教えてあげると、子供たちが生涯幸せに包まれますし、社長さんなら社員教育にもどうぞ(まず自分が実行してからです・笑)。

image by: Shutterstock

 

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