どのようなことかというと、1つ、カタチになりだしたときや商品のリリースが決まったりしたとき、新店舗のオープンが迫ったりしてくると、テンションがその時点でマックスになるのです。
そして、いざ蓋を空けてみると「あれ~?」、思っていた結果と全然違うはめに。繁盛どころか、猫や犬すら寄り付かない状態と化します。
企画をしたり準備をしているときは楽しいのですが、実際にやり始めてみると、まったく想像通りに行かないというのはよくある事です。考えてみれば、単純な話で、世界中の商売人、ビジネスマンが日々凌ぎを削りヒット商品やサービスを生み出すために奔走し、磨きをかけています。
あるいは繁盛店にするために死に物狂いで考え行動しています。しかしながら、実際にヒットを生み出したり、繁盛店になれるのは一握りの企業やお店だけです。
「これはイケル!」と確信を持っても全然売れない、なんてのはよくある話。「これで行こう!」となって話を進めたものも企画倒れなんてのもよくあります。
ということは、みんなが毎日試行錯誤し、これは「イケル」「売れる」という確信がいかに曖昧であるかってこと。実際にイケル、売れる、ヒットする、繁盛する、なんて確信は企画、準備段階では分かるはずもありません。
「これがヒット商品を生み出す秘訣だ」
「これが繁盛店を作り出す方法だ」
などのテクニックやノウハウなどもあてになりません。
では、実際にヒットしている商品や繁盛店はどうなの? ってことですが、そこには色々な要因が絡み合っているので、一言で「これだ」というような秘訣や魔法は一切ありません。
ただ、これまでに様々な経営者のご相談を受けてきた中で、思い通りの結果を生み出している人たちには、ある共通点があります。
それは企画、準備段階での考え方です。