この経緯の中には、学ぶべき成功の要因がちりばめられています。ここで感じられるのは超楽観主義で「余計なマイナスの感情を持っていないこと」、新しい物を安くつくるため「工夫を怠りなく続けること」、知らなければ「格好つけずに素直に聞くこと」などで、これらのことは後に「経営のコツ」としてご自身が自覚される萌芽が見られます。
顧客として卸売業がありますが、後に爆発的に売れる商品なのに「売れない」と言われるのですが、これが一般のあり様でよほどの目利きでなければ新参の商品などで冒険することなどありはしません。けれど「本物の商品」で勝負し続ければ思わぬところから引き合いが生まれるようです。
『戦略経営の「よもやま話」』
著者/浅井良一
戦略経営のためには、各業務部門のシステム化が必要です。またその各部門のシステムを、ミッションの実現のために有機的に結合させていかなければなりません。それと同時に正しい戦略経営の知識と知恵を身につけなければなりません。ここでは、よもやま話として基本的なマネジメントの話も併せて紹介します。
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