ええっと、こう見えて「絵」なんです。リアルを追求する5人の芸術家

2017.01.26
 

コンピュータを駆使する多彩な表現者 / Robin Neley

『The Poet』

Robin Neleyさんがハイパーリアリスティックな作品を描くようになったのは、10代のころバスケット雑誌の写真をみながらNBA選手の絵を描いたことがきっかけ。描けば描くほど緻密で写真のようになっていったことに面白さを感じたそうです。

近年の作品には、解像度の高いデジタル画像をどこまで自分の筆で表現できるかということに挑戦しているとのことです。

『Luminesce』

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『Resolute』

Robinさんに作品と写真の違いはどこにあるか尋ねたところ、「違いを説明するのは、難しいね・・・。おそらく、実物の作品の前に立ってじっくり見てもらったら違いがわかると思います。多くの人はネットで見ることになるだろうけど、作品の写真を題名が見えなくなるぐらいしっかり拡大してみるとそれが絵だとわかるんじゃないかな」との答えが返ってきました。

 

 

Robin Eleyさん(@robineleyartist)が投稿した写真

 

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自身題材にした『Self Portrait』はMoran Portrait Prizeを受賞

最近では新しいプロジェクトを始めたそう。モザイクで愛する子供の誕生を描いた最新作「Binary Project」はクラウドファンディングのKickstaterを見て欲しいとのことです。

 

Robin Eleyさん(@robineleyartist)が投稿した写真

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Robin Neley

 

1978年生まれ、ロンドン出身。父親はオーストラリア人、母親は中国人で、幼少時にオーストラリアへ移住し、その後渡米。様々なアートコンテストで、上位の名前を連ねる。近年注目のアーティスト。
公式サイト / Instagram

 

 

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