ボッタクられ大魔王の胃袋を満たす、これがエジプトの激ウマ料理だ!

2017.01.23
by gyouza(まぐまぐ編集部)
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『ママチャリで日本一周中の悪魔』こと大魔王ポルポルさん。日本一周の旅を終え、ついにアフリカ横断の出発点・エジプトに到着したと思ったら、さっそく大金をボッタクられるという「しくじり」の数々をやらかしていたことは前回前々回と2回に渡ってお伝えした通り。それでも手持ちの現金が激減した大魔王は、激安なのに激ウマなエジプト料理に舌鼓を打っていたようで。。。

エジプトでボッタクられた大魔王が、残り少ない金で堪能した激安・激ウマ料理

こんにちは。大魔王ポルポルだ。

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最近は、「ニンゲンどもを恐怖で支配しているのだ!」とか、「日本は我が魔族の支配下になったのだ」など2年間ふざけたことを言い続けた結果、罰が当たったのか、エジプトに来て2日目でiPhoneが1台買えてしまう金額をボッタクられて落ち込んでいる。

まだ帰りの航空券を買っていないのだ。そのため「ちゃんと日本に帰れるかなぁ~」という悪魔のジレンマと日々闘っているところだ。そのため、人々の幸せを願うようになってきたぞ。

それでもめげずに、これから、イスラエル、ヨルダン、タイ、タンザニア、トーゴ(西アフリカの国)へ行きたいと思う。これが、我輩の初海外旅行の日程だ。

さて、ここで先週までの記事の中に訂正があったことをご報告させていただく。

それは、

ボラれた金額を円換算にすると10万円になってました

先週の記事では、エジプト人に《8万円のお金をボッタくられた》と書いていた。しかし、それを円に換算して、よーく計算すると、92000円という金額になっていたのだ。

iPhone1台分の値段をエジプト人に盗られてしまったわけ。でも、心の傷を含めると、92000円も10万円も同じ金額に見えてきたな。なので、ニンゲンどもにこの話を披露するときは、誇張して「10万円のお金をエジプト人にボラレテしまったのだ!!!」と言うようにしておる。

でも、10万円というお金は高すぎてピンチなので、急遽Amazonを使って、マフラーとスカーフを売ることにした。日本に住む下僕と協力して行っているぞ。
 
ふわふわで首元をオシャレに温めてくれるマフラーと、いつもの服装にワンポイント付け加えてくれるスカーフです。2017年、最初のオシャレにぜひどうぞ!
 
 

 

では、気を取り直して。

今回は、エジプトで食べた料理を紹介しようと思う。エジプト料理は未知なるものが多いが、魔界にはない美味たるものが多いことが分かった。

『海外の料理は日本人の口に合わない』なんてことをよく聞くが、日本人でも魔族でも腹を下すことなく美味しく食べられる。口にすれば思わず、「エジプト美味~!」と叫んでしまうものが多いぞ。

今晩のおかずにぜひ参考にするがいい。

エジプト料理1.謎のパン

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エジプトでは朝5時にコーランが鳴る。コーランとは、イスラム教の聖典のことで、「アーラン、ソーメン、ナーラーシー」みたいな歌が15分くらい町中に響くのだ。

これが1日のうちに何度も定期的に鳴り響く。

そんなコーランを聞きながら朝食として1日の始めに食べるのが「謎のパン」だ。食感は、フランスパンのように少し硬くてサクッとしている。

一口食べると、モサモサしている感じもするが、「コーラン」を聞きながら食べる謎の味は、日本では味わえない良さがある。

そのパンに「謎の肉」を挟んでハンバーガーにして食べたり、ジャムを付けて食べるのだ。

 

エジプト料理2.作り手の気分によって大きさが変わる、ターメイヤー

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エジプトでは「そら豆」を潰した「ターメイヤー」というコロッケが存在する。パン粉もタマゴも付けずに、そら豆を潰して、高温で短時間で上げているので、無駄なものが一切ない。これが魔界にはない不思議な味で我輩の好みなのだ。

ただし、この「ターメイヤー」というコロッケ。同じ店でも作り手の気分や、店によってかなり大きさが違ってくる。例えば、朝だと店員が眠くてスイッチが入っていないので、極小サイズになるが、夜になれば稼ぎ時なので大きなコロッケになる。

サンドイッチに挟んだり、そのまま食べられる万能料理。ちなみに、1つ0.5ポンド~1ポンド。(約3円~7円。)毎日食べても飽きないコロッケだ。

エジプト料理3.めっちゃ安いポテトチップス

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エジプトではポテトチップスが格安の値段で買えるのだ。その価格は大きさにもよるが、平均5ポンド(約30円)。日本のカルビーポテトチップスが約150円なので、エジプトで売っているのは、5分の1くらいの値段である。

味は、バーベキュー、トマト、レモン、塩、チキンなど。量も満足以上の満足が味わえるようになっている。

一人で食べると飽きてくるが、困ったときはこれを食べてるぞ。

ポテトチップスの名前も「lion(ライオン)」や「Taiger(トラ)」など、アフリカをモチーフにしているのか…?と思わせてくれる名前のものが多い。

エジプト料理4.エジプト界の牛丼的存在、コシャリ

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このクソの塊みたいな料理はエジプトの国民食「コシャリ」。

中に入っているものが、マカロニ、パスタ、米。そのうえから、ミートソースを「これでもかっ!」というくらいドバドバーっとかけて食べる料理なのだ。

味はマズくもなく美味しくもない。日本の牛丼のようにサクッと食べられるので、エジプトのファストフード的な存在。トマトソースがクドイので、途中で飽きてしまうのが難点だがな。

また、オニオンを揚げたものが上に乗っているのだが、これは良いアクセント。まるで天かすを食べている気分になる。

エジプト料理5.野犬に囲まれて200円くらいで食べるチキン

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エジプトでは、200円くらいでケンタッキーのクリスマスチキンぐらいの肉が食べられる。

正直、味はケンタッキーより美味いかもしれない。オシャレにもチキンの上にはハーブが乗っていて、しっかりと焦げ目がついているのだ。

しかし、その代償として野犬に囲まれて食べなくてはいけない。野犬は、店員が肉を机の上に置いたときに匂いにつられて目の前にやってくる。

野犬に噛まれると血が出る。下手をすると、狂犬病になって死ぬ。なので、肉を守りながら、肉を食べる必要があるぞ。

また、猫もいる。猫も狂犬病を持っている場合があるので、気を付けなくてはいけない。

この野犬と恐怖の猫から身を守りながら、肉を食べる新感覚アトラクションレストランなのだ。

エジプト料理6.水っぽいエジプトビール

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エジプトでは、100円~ビールが飲める。エジプトはイスラム教圏内で、酒類は禁止のはず。しかし、お酒は堂々と売っている国だ。

細かい規律はわからんが、日本でいう「チョイ悪」な国なのだろうか。

銘柄はエジプトらしく、「スフィンクス」「サカラ」などエジプトの地名や有名なものが名前になっていたりするが、我輩は断然「ステラ」という銘柄を飲んでいるぞ。

ただし、このビールだが、ものすごく子供ビールを水で薄めたような味だ。何を飲んでいるのか分からなくなりそうなのだが、すべての銘柄で「ステラ」が一番マシ。という理由から、ステラを飲むようにしている。

1本17ポンド~20ポンド(1ポンド約6円)で買えるが、飲み終わった瓶をお店に持っていけば、1ポンド返してくれるお店もあったりする。ただし、リサイクル瓶のみになるがな。

最後に!

エジプトではめちゃくちゃ安い値段で料理が食べることができる。1か月1万円生活も夢ではないのではないだろうか。

ちなみに、我輩の頭に巻いている白と黒色の布きれだが、先週の記事で10万円ボラれたときに貰った布で、現地では、15ポンド(約100円)で買える。

我輩は、この布きれを1000倍の値段で買ったことになる。

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(つづく)

 

※大魔王ポルポルさんへの激励のメッセージはコチラまで!

大魔王ポルポル@ホームレス魔王(Twitter)

大魔王ポルポル(755)

 

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『大魔王ポルポルの日本征服の旅』
著者/大魔王ポルポル
日本一周の旅をしている大魔王ポルポルである。旅の裏側、隠れた小話など話したいことは盛り沢山!! だがしかし! タダで公開はできない。メールマガジンで日本のいろいろなことを掲載するのだ。メルマガに記載のアドレスに悩みや質問を送ってくれればメルマガで公開回答するぞ! ガッハッハッハ!!
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