サラリーマンがブログ開始1年で独立。40代のセルフブランディング術

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セルフブランディングにはブログやSNSが有効とは言いますが、実際どのような方法を取ればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』に寄せられている、ディズニー映画や数々のテレビ番組などとコラボし個性的な作品を生み出し続けるダンボールアーティストのいわいともひささんが、ブログ開始から1年ほどでテレビ局から依頼を受けロボット制作に至るまでが綴られた記事が参考になるかもしれません。

ブログを書きながら考えたセルフブランティングの中身

将来的に「自分専用のメディア」として活用するために開始したブログですが、最初はどのように個性を持たせれば良いかはわかりませんでした。

ファッションに興味があって、その業界で働きたい人が、自分自身でコーディネートした服を掲載したり、音楽に興味があってミュージシャンになりたい人が、演奏する様子を動画に撮って掲載するというのは、最初から目的も明確でわかりやすい。

しかし、私は将来独立したいという漠然としたものしかなく、明確にこれをやっていくという具体的な目標は定まっていませんでした。

そのブログを、自身の情報を多くの人に伝えられるようなメディアにまで成長させるには時間がかかります。

有名人がTwitterを開始すると、一夜にして数万人がフォローするということが起こりますが、知名度のない人にはそのようなことはあり得ません。地道に情報を発信し続けることで、少しずつ読者が増えるのです。

何か事業を始めることになってから、情報発信のためにブログを開始しても、最初はメディアとしては機能しません。情報を発信しても受け止めてくれる人がわずかしかいないのです。

また、事業の開始時は、これまで会社の仲間が担ってくれていた業務もすべて自分自身で行う必要があるため、ブログにまで気を遣うのは困難となり、優先順位も下がることでしょう。

このように、ブログがメディアとして成長するまでには多くの時間を要します。1年も経たずして大きな影響力を持つようなメディアに成長させられる人もいれば、3年経っても鳴かず飛ばずということもあり得ます。

最初から明確な目標を持ってブログを始めるのが理想的ではありますが、思いたったときにすぐに活用したいのであれば、まずは始めることが重要です。

そのような考えから、会社員として働く傍ら、将来のことを考えながら、毎日ブログを更新し続けました。

>>次ページ テレビ局から舞い込んだ1通のメール

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