サラリーマンがブログ開始1年で独立。40代のセルフブランディング術

 

昼間は会社、夜はダンボールの組み立て

土曜日は徹夜、日曜日も深夜までかかってダンボールをカット。そして、月曜日からは会社です。

連日の長時間作業で日中は業務に集中できなかったかと言われると、実はその逆で、いつにも増して高い集中力を持って仕事ができました。

理由の1つは、本業に身が入っていないと言われたくなかったため。もう1つは、短納期に対応するため、1分たりとも時間を無駄にできないという緊張感があったためです。

会社での業務をダラダラとやって、無駄に残業するような暇などないのです。そう思うと日中はまったく眠くなりませんでした。

仕事を終えて帰宅してからは、ひたすらダンボールの組み立て作業。幸いその週の金曜日は祝日だったので、いつもより1日多く時間が取れました。

ダンボールロボットよりも前に作ったダンボールアートは、アイアンマンやその他のキャラクターのヘルメットだけ。全身という大きさで、しかも人が着用するものは作ったことがありませんでした。

ダンボールは伸縮性がないため、着ぐるみのような柔軟性はありません。設計段階で中に入る人の身長や体格をお伺いし、写真もいただいていたので、目安はありましたが、試着は避けられません

となると、祝日である金曜日までに組み上げてテレビ局に持ち込み、試着してもらわなくてはいけません。月曜から木曜までは徹夜作業になりました。

金曜日はテレビ局で試着してもらい、改善点を把握。その日のうちに修正を行ったり、足りない部品を付け足したりして、最終作業となる塗装を始めました。

土曜日も塗装作業の続きを行い、夜までかかってようやく完成! 翌日曜日に無事納品を終えました。非常に濃密な1週間でした。

次回はダンボールロボットが登場した番組についてお伝えします。

いわい ともひさ/ダンボールアーティスト

image by: IWAIMOTORS.COM

 

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