「?(クエスチョンマーク)」を裏返したような形を探してみましょう。それがしし座の頭と前足の部分。「鎌」のような形から「ししの大鎌」とも呼ばれます。しし座のお尻に輝くのはデネボラ(二等星)。これとおとめ座のスピカ、うしかい座のアークトゥルスの3つで「春の大三角」を形作ります。北天には北斗七星も高く見えるようになります。
私は自分がしし座生まれというのもあるからかもしれませんが、しし座が上ってくるのをいつも楽しみにしています。私にとっては春の訪れを告げてくれる星座だからです(真冬であっても明け方まで星を見てたらしし座も見えるんですが、それは別として…)。
今年のおとめ座のスピカの近くには木星も明るく輝いています。
特に大きな天文現象があるわけではありませんが、しみじみと春の訪れを感じたい、そんな星空です。
金星は相変わらず日没後の西の空で明るく輝いています。2月17日には最も明るくなるとされています。パッと見で、誰でも見つけられるはずです。都会の街のあかりにも負けないビーナスの輝きもぜひお忘れなく。
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