学生をナメるな。ブラックバイト認定される会社の「些細なミス」

 

さらに、どのような職種にもみられるのが、ミーティングや引き継ぎ時間の賃金未払い。これらの時間も、立派な労働時間です。当然、賃金を支払わなければなりません。

払うものをきちんと支払っていなければ、最低賃金に不足する分や未払い賃金を、アルバイトから請求される可能性があります。最近は、アルバイトでも外部の労働組合(ユニオン)に加入して、団体交渉を求めてくる場合もあります。問題が大きくなって、マスコミに取り上げられた例もあります。

SNSで一気に拡散する場合もあります。一瞬にして、「ブラックバイト」のレッテルを貼られてしまいます。一度貼られたレッテルは、そう簡単には剥がせません。学生アルバイトを甘くみてはいけませんョ!

以上を踏まえて、あらためて考えてみてください。

「ブラックバイト」と呼ばれないために どうしますか?

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【著者】 飯田 弘和 【発行周期】 週刊

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