乗るコンピュータ「テスラ Model X」が創る、化石燃料に頼らぬ未来

 

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Tesla Model X の自動運転は、「完全自動運転(レベル4)」や「加速、操舵、制動の全てをシステムが行い、システムが要請した場合にはドライバーが対応する(レベル3)」ではなく、「加速、操舵、制動のうちの複数をシステムが行う(レベル2)」との中間にあります。

高速道路でオートパイロットモードをオンにすると、スピードは目の前の車との車間を保ちながら(加速と制動)、ハンドルを自動操作してレーンの中央に保ってくれます(操舵)。

実際に試してみたところ、渋滞中の高速道路では非常に便利な機能です。ただし、急な割り込みなどの時に少しハラハラするため、まだ「安心して他のことをしていられるレベルではありません

今後のソフトウェアアップデートで、高速道路上でのレベル3走行は着実に実行してくると思います。さすがに(自転車や歩行者を避けなければならない)一般道路でのレベル3走行は技術的にも法的にも簡単ではありませんが、今のペースで進化していけば数年以内には実現できるように思います。

オートパイロット中に、信頼できずにブレーキを踏んだりハンドルを切ってしまうたびに、「私がこの状況で、オートパイロットから制御を奪ったという事実はカメラからの映像も含めたセンサーデータと一緒に Tesla のデータセンターに送られ、Tesla の自動運転技術の改良に使われるのだろうな」と思いながら運転している今日この頃です。

image by: shutterstock.com

 

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マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。IT業界から日本の原発問題まで、感情論を排した冷静な筆致で綴られるメルマガは必読。

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